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漫画

子どもが白目をむいて震え出した 熱性痙攣の実体験漫画がためになる 救急車を呼ぶべきサインとは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

漫画のワンシーン【画像提供:moro(@moro000000)さん】
漫画のワンシーン【画像提供:moro(@moro000000)さん】

 子どもは大人に比べて痙攣発作を起こしやすく、その原因としてもっとも多いのが「熱性痙攣」です。生後6か月から5歳頃までの子どもが発症しやすく、約10人に1人が経験するともいわれます。耳にしたことがある人も多く、実際に我が子が熱性痙攣を起こしたという女性が描いた実体験漫画は、X(ツイッター)上で8000件以上の“いいね”を集め話題に。作者のmoro(@moro000000)さんに、詳しいお話を伺いました。(監修:女医によるファミリークリニック院長・竹中美恵子医師)

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「予備知識があったとしても大パニックになる自信が…」 詳細な記録に反響

 moroさんは、長女こもろちゃんと長男こもたろくん、ふたりの子育てをしながら、ブログ「moroの家族と、ハンドメイドと。」で家族の日常を描くエッセイ漫画家として活躍。かわいらしいイラストでわかりやすく描かれたmoroさんのエッセイは、生活のヒントがたくさん詰まっています。

 また、著書「誹謗中傷犯に勝訴しました~障害児の息子を守るため~」(竹書房刊)では、昨今、社会問題となっている「誹謗中傷」の被害者としての経験を紹介。そのおそろしさだけでなく、匿名掲示板やSNSでの書き込みを相手に戦うことの難しさが詳細に綴られ、話題になりました。

 そんなmoroさんは、昨年末にインスタグラムのアカウントをリニューアル。子育てを振り返り、17歳になる第1子こもろちゃんを出産してからの思い出を漫画に描いているそう。今回、注目を集めたのは、こもろちゃんが1歳6か月だった15年ほど前、「熱性痙攣」を発症したときのエピソードを描いた漫画です。こもろちゃんが熱性痙攣を起こす前の様子から、症状が収まったあとに向かった病院で医師から教えてもらった対処法まで、細やかに記されています。

 漫画は反響を呼び、8000件以上の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「私も長男のとき初めて体験して、夫もいなくてお腹に下の子いたからめっちゃ怖かった!」「高熱になると警戒するようにしています」など、同じような経験をしたという声が。また、「実際、自分の子に起きたら、予備知識があったとしても大パニックになる自信があります」「自分の子どもに置き換えて考えたら、読みながら涙が止まらなかったです」など、身近に起きることを想像してみた人も多いようです。