漫画
子どもの誤嚥でパニックに 救ったのはSNS 背筋が凍る育児漫画が話題に 「読んで泣きそうになりました」
公開日: / 更新日:
食事中にニンジンをのどに詰まらせた息子 記憶を頼りに応急処置
小さな子どもたちは「こんなもので?」と思うような小さなものや、驚きのものが原因で、窒息事故につながることがあります。普段から気を付けていたとしても、ふとした瞬間に誤嚥につながることがあると、改めて気付かされる体験談が話題を呼んでいます。ブログ「さくコレ!」やSNSで、育児漫画を公開している作者のかみ山さく子@1y(@sakukokkoo)さんに話を聞きました。
◇ ◇ ◇
かみ山さんが1歳1か月の息子さんの食事を介助していた時のこと。しっかり見守っていたにもかかわらず、息子さんが誤嚥してしまったという恐怖のハプニングを綴っています。
何と誤嚥の原因は、これまで何度も食べさせたことがある、やわらかく煮たニンジン。突然のことにパニックになりながらも、無我夢中で子どもを抱き上げると、ツイッターなどで見たことがあった記憶を頼りにとっさに背中を叩き、事なきを得ました。その後すぐに息子さんは機嫌を直したそうですが、後から恐怖が襲ってきたと言います。
かみ山さんは息子さんが生後5か月の頃から離乳食を始め、9か月が経ち、少し慣れが出てきていたことも原因の1つと考え、改めて気を付けようと誓ったそう。
具体的には、食事中にお茶を渡す際は口の中に食べ物がないか確認する、食事中は目を離さない、野菜スティックのような自分でかじり取るタイプの食べ物は一口が大きくなりすぎていないかしっかりと見守る、といったことを注意するようになったそうです。
漫画を公開したところ「読んで泣きそうになりました」「怖かったですよね」と共感の声とともに、氷から飴玉、やわらかいカボチャまでさまざまなものが詰まったという体験談も寄せられました。
また「のどに詰まった時の対処法初めて知りました」という感想も多く、「誰にでも起こり得ることとしてみんなに知ってもらえるといいなと思いました」とかみ山さん。
子どもが異物をのどに詰まらせたり、飲み込んだりする事故は毎年多発しています。食事中に限らず、最大限の注意をし、いざという時の応急処置方法も覚えておきたいものです。
(Hint-Pot編集部)