海外へ行くと、今まで食べたことのないものに出合うことがあります。初めて味わうものでも、それがお気に入りのひとつになるかもしれません。メキシコ人の女性は、京都で初めて食べたというある日本食に感激していました。いったい、どんなものを食べたのでしょうか。

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出張後に休暇を取り3日間日本へ

　メキシコから日本を訪れているシンシアさんとイェリルさん。出張でアジア各地を回っているふたりは、仕事を終えたあとに休暇を取得し、3日間だけ日本に立ち寄りました。1日は京都をめぐり、残りの2日は東京で過ごす計画です。

　新幹線を利用して京都を訪れ、神社やお寺をめぐったふたり。芸舞妓や茶屋、料理店でにぎわう先斗町にも足を運び、京都の文化に触れました。

「メキシコで待つ子どもたちのお土産に着物も買えて、京都を堪能しました」

　短い時間ながら、京都の優雅な街並みを楽しめたようで、満足げな笑みを浮かべていました。

フルーツを使った和スイーツに感激　初めて体験した味も

　京都での散策を満喫するなか、おいしい食べ物も堪能。イェリルさんが気に入ったのは、イチゴ大福でした。

「丸くて、餅の中にあんこが入っていて、初めて食べたけれどおいしかったです」

　求肥に包まれたあんと、イチゴのほど良い酸味が絶妙な日本の和菓子に、すっかり心を奪われたイェリルさん。シンシアさんは、京都で初めて食べたそばがおいしかったと教えてくれました。

「私はエビで、彼女は鶏肉が入ったものをそれぞれ頼みました。ラーメンは食べたことがあったけど、この麺は初めてで、気に入りました。あと、餃子や枝豆もおいしかったです」

　ラーメンは海外でも大人気ですが、日本でそばやうどんを食べて感激する外国人観光客も少なくありません。シンシアさんも、和風だしの旨味を感じるそばが、忘れられない味になったようですね。

　京都で、日本ならではのグルメを楽しんだふたり。日本独自の文化や食べ物に、東京でもたくさん出合えるといいですね。

（Hint-Pot編集部）