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ランドクルーザーやレクサス…大切な愛車を盗難から守るには 防犯アドバイザーが解説
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年末年始は長期で家を空ける人が多く、自動車を狙う窃盗犯も増える傾向にあります。大切な車を守るには、どのような対策をすれば良いのでしょうか。防犯アドバイザーの京師美佳さんに話を伺いました。
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よくある手口とは
警察庁が発表した自動車盗難認知件数によると、2023年は5762件と2年連続で増加しています。特定の地域では依然として多発しているため、注意が必要です。
京師さんによると、盗難されやすい車には特徴があるといいます。
「トヨタ車、ランドクルーザー、レクサス、プリウス、アルフォードは、盗難されるとすぐに転売されてしまうようです。色は黒、白、シルバーがとくに好まれるといわれています。しかし、部品が盗まれるケースもあるので、どんな色でも気をつけてください」
自宅の敷地内でも、外から見える場所に車を停めている人は注意が必要です。
「Googleマップのストリートビューで高級車を見つけて、狙ってくる犯罪者がいます。心配な方は一度、自宅住所を検索して、ストリートビューの画像を確認しましょう。万が一、愛車が写っていたら、Googleの専用窓口に連絡して、自宅の写真にぼかしをかけてもらうようリクエストしてください」
また、年末年始は旅行が増える時期。移動に使用した際も、不審な細工がされていないかよく確認しましょう。
「空港の駐車場に停めているうちにAirTagをつけられて追跡され、自宅付近に来たときに盗まれるケースが多いです」
盗難被害に遭った自動車の4台に3台は、キーが抜かれた状態でした。また、カーナビやナンバープレートが盗まれる被害も発生しています。大切な愛車を守るためにも、自動車の施錠はきちんとしたうえで、ハンドルロックなど盗難防止の機材を使用するのも有効です。
(日下 千帆)