日本で当たり前の光景が、訪日外国人にとっては珍しいものであることは少なくありません。クルーズ船で初訪日し、全国各地をめぐったアメリカ人女性は、日本のある光景を見て驚いたそうです。それはいったい、どんな光景だったのでしょうか。

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初訪日　アメリカから全国をクルーズ船で旅するふたり

　アメリカの第3都市、シカゴから日本を訪れているエープリルさんとロバートさん。ロバートさんは20年前に訪日経験がありますが、エープリルさんは初めての日本です。

　ふたりは、アメリカ西海岸に位置するシアトルから、日本各地の港をめぐるクルーズツアーに乗船しました。函館や秋田、清水を回り横浜で下船すると、最後は東京に滞在することに。帰りは、飛行機でアメリカへと戻る計画です。

　エープリルさんには、日本滞在中にとても驚いた光景がありました。

「駅にハイブランドのお店があるのに驚いたわ。高級店が並ぶエリアにあるのではなくて、いろんな人が行き交うような場所にあるなんて！　それも、ひとつの駅だけでなく、多くの駅で見かけたの。珍しい光景だなって思って見ていました」

　公共交通機関が発達している日本。通勤通学を含め利用者数が多いことなどからも、大都市の駅ビルには飲食物から雑貨、ファッション、高級ブランドまで、幅広いジャンルの店舗が軒連ねていることも珍しくありません。

　しかし、エープリルさんたちが暮らすアメリカをはじめ、世界中で高級店や小売店での集団窃盗や強盗事件などが多発しており、社会問題にもなっています。エープリルさんは、各地の駅ビルで平穏に営業している高級ブランド店の数々を目にして、日本の治安の良さを感じ取ったのかも知れません。

　全国各地を訪れるなかで、日米の違いを実感しているふたり。残りの滞在でも、日本ならではの魅力を数多く発見して帰ってほしいですね。

（Hint-Pot編集部）