カルチャー
「日本人のファッションを見ていて」ポルトガル人が気づいたこと 日本で購入したいものとは
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街を行き交う日本人のファッションに注目する訪日外国人は、少なくありません。昨年に続いて2回目の訪日だというポルトガル人男性2人組は、ヨーロッパでは手に入らない、あるアイテムを日本で買うことを楽しみにしているそう。いったい、どんなアイテムなのでしょうか。
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「すぐにでもまた来たいねと計画」 昨年に続き、2度目の訪日
2度目の訪日だという、ポルトガル人のイゴールさんとルイスさん。3週間ほどの滞在を予定し、福岡や大分、そして関西方面、広島、名古屋、東京をめぐります。
前回の訪日は1年前。その際もふたり一緒にやってきて、日本の魅力にハマってしまったのだそう。「すぐにでもまた来たいねと計画しました」と、笑顔で話してくれました。
「大阪からフェリーに乗って、別府温泉にも足を延ばしました。基本的に新幹線で行けるところを中心に回ったので、すごく快適でしたね」
大阪から別府までの移動手段に、約半日かけての船旅を選んだふたり。訪日2回目ならではの旅の工夫が感じられます。
「手に入れるのが楽しみなんです」
そんなふたりに、今回の訪日の目的について聞きました。それは、ファッションアイテムのショッピングです。
「お土産も買いますが、日本では、服や靴を買うのも目的のひとつです。ヨーロッパでは手に入らない、日本のブランドやデザイナーのアイテムを手に入れるのが楽しみなんです」
日本のファッションは、世界的に見ても独特といわれているようです。「コム デ ギャルソン」のようなハイブランドから、「ユニクロ」のようなベーシックでカジュアルなブランドまで、幅広いスタイルがあります。ルイスさんたちは、街を行き交う日本人のファッションを観察して、気づきを得ていました。
「日本人のファッションを見ていて、ミニマルな色遣いを好むんだなと感じています。原色とかは、あまり見かけないですね。でも、原宿などに行くと、人々のファッションがすごくクリエイティブでアートのよう。これもまた楽しいです」
街ごとに異なるカルチャーが際立っている点も、ルイスさんたちにとってはユニークで新鮮だったようです。
次に訪日するときは、北海道や沖縄の離島も訪れたいと語ってくれたふたり。ぜひ、3度目の訪日も叶えてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)