仕事・人生
「これに花丸をくれるなんて…」 小1双子の母・狩野恵里アナが思わず感激 娘の担任がしてくれた“神添削”
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大人同士の会話も「わかっているからね!」
アナウンサーの仕事柄か、子どもの話す言葉に成長を感じているという狩野さん。ニュースを観て「どうして戦争って起きるの?」と質問をするようになったり、大人同士の会話で子どもにはわからないだろうと思っていると「わかっているからね!」と言われたりして、驚くことが増えました。
「親として、しっかり向き合わないといけないと感じることが、とても多くなりましたね」というなか、保育園から小学校に上がったことによる環境の変化も実感。登校のため朝のスタートが早くなった生活リズム、宿題の音読を聞くなど学習への関わり方も違います。
保育園は1クラスで一緒にいたふたりが、小学校で別々のクラスになり、生まれて初めて違うコミュニティを経験していることも興味深いそう。
「お互いのクラスを行き来して共通のお友達を作って、グループでいろいろやっているようです。学校へ行くのは一緒でも、帰りは別々になるかと思ったら、共通のお友達と待っていて一緒に帰ってくる。離れている時間ができたことで、互いの重要性をより感じている気がしますね」
クラスが違えば、担任の先生も当然違います。タイプの異なる先生だそうですが、どちらも良い先生なのだとか。
「妹の担任は、『こんなに子ども一人ひとりと、コミュニケーションしてくれるのか』と思うような先生です。姉の担任は、どちらかというとサバサバしている印象なんですけど、この前とても素敵な対応をしてくださって……」と、狩野さんは大きな笑顔に。
そうして見せてくれたのは、添削された1枚のプリントの写真です。漢字の書き取りで、数字を10まで漢数字で書くよう指示されています。ただ、マス目には一文字ずつ丁寧に書かれた、算用数字が並んでいました。
しかし、先生がつけたのは花丸。そして、「かん字をれんしゅうしてね」と添えられています。
この添削を見た狩野さんは、「感動しちゃいました。これに花丸をくれるなんて……なんて素敵な先生なんだろうって(笑)。どの先生もしっかり子どもと向き合ってくれますし、子どもの成長を一番に考えてくれているのが伝わることも多く、本当に良い学校だと思いますね」と絶賛しました。
「いつか娘たちと…」
素敵な先生にも見守られ、すくすく成長している狩野さんの娘さんたち。学校以外ではピアノを習っているとのことで、そんな娘さんたちと今後、狩野さんは一緒に楽しみたいと考えている「小さな野望」があるそう。
「初めてのボーナスで謎に(笑)買ったチェロ。育休中に十何年ぶりでバッグから出したのですが、またしまい込んでいまして、まず2025年は定期的にバッグから出そうと(笑)」
弦が1本切れてしまい、張り替えや調律も必要で「もう弾かないと思っていたんですよ。完全にネタ化している感じで」と笑いつつ、音楽に触れるのを楽しみにしています。実はピアノのレッスン前、娘さんたちの練習を見る余裕がなかなかないという狩野さん。
「宿題の対応もですが、世の中の働く親御さんたちは、限られた時間のなかでどうやってらっしゃるのか……と思いますね。少しずつでも時間を作ってチェロを弾けるようになって、いつか娘たちのピアノとセッションするのが小さな野望です」
(Hint-Pot編集部・鍬田 美穂)