カルチャー
「小さい、とにかく小さい」 イタリア人兄弟が苦笑い 年越し家族旅行で訪れた日本で困惑
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いよいよ年末年始。今年はコロナ明け後の“奇跡の9連休”とあって、海外旅行を計画している人もいるでしょう。一方、年越しを国外で過ごすのは外国人も同じ。年の瀬が迫った東京・築地には、多くの外国人観光客が訪れています。イタリアから家族旅行で来たというスタイル抜群の兄弟は、日本のホテルで困ったことがあったようで……。詳しい話を聞きました。
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年越しをまたぐ12日間の滞在で東京、大阪、京都を巡る予定
イタリア人のディエゴさんとパブロさん兄弟は、一家6人で家族旅行の最中。今回が初めての来日で、年末から年始にかけ、12日間の滞在で東京、大阪、京都を巡る予定だといいます。この日は築地で、家族バラバラの別行動で買い物を楽しんだそう。
「日本では食べ物や博物館巡りをする予定です。どんな博物館に行くか? さあ、それは父に聞いてください(笑)。昨日、日本に到着したばかりで、まだあまり予定が決まってないんです。今はお土産を買いに来ていて、確か母が陶器か陶磁器のようなものを買っていたと思います。自分と、家族の分と、友達用と……あ、あれが母です。ママ!」
家族それぞれ、思い思いにショッピングを楽しんでいる様子。日本で驚いたことについては「何もかもがきれいで、人々が親切で礼儀正しいことですね。公共交通機関も清潔で、計画的に運行されていて驚きです。地下鉄もとても静かです」と好印象を語ります。また、食べ物についても「アメージング。寿司、握り、神戸ビーフ、ブドウも本当に大きくて、タラバガニもとてもおいしい。でも、1
番はオイスターかな。生ガキがもう最高だった」と舌鼓を打ったといいます。
一方で、前日に泊まった日本のホテルでは困ったこともあったとか。
「小さい、とにかくホテルの部屋が小さいんですよ。あれではちょっと狭すぎます。私たちの背が高いからかもしれませんが……(笑)。もちろん、悪いことよりもいいことの方が多いんですけどね。イタリアのホテルはもう少し大きいというか、天井が高い造りになっています」
日本ではあまり見かけることのない、180センチをゆうに超えるスタイル抜群の兄弟は、体格の違いから窮屈な思いをしたと苦笑い。そんなちょっとしたことも、旅の忘れられない思い出となったようです。年越しをまたぐ12日間の家族旅行。すてきな思い出をたくさん作ってほしいですね。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)