海外でも高い評価を受けることが多い日本の製品。使う人のことを考えて精巧に作られており、多くの人からの信頼を得ています。初めて日本を訪れているルーマニア人男性は、あるアイテムを購入し、大満足。いったいどんな製品だったのでしょう。

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初訪日のルーマニア人「東京は多様な街」

　ルーマニアの首都・ブカレストからやって来た、クリスチャンさん、アンカさん、ブレンダンさん、マリアさん。初めて日本を訪れた4人の旅は、40歳の誕生日を迎えるアンカさんを祝うアニバーサリー旅行だといいます。2週間をかけて東京や京都、大阪、金沢、高山をめぐり、最後に再び東京へ戻ってくる計画です。

　話を聞いたのは滞在初日。明治神宮や浅草寺、スカイツリーをめぐり、秋葉原にも足を運びました。東京の代表的な観光スポットを散策するなかで、故郷ルーマニアの街との違いを感じ、驚いたことがあるといいます。

「東京は多様な街という印象です。大きなビルと小さな建物が混在していたり……あと、こんなにもアニメが街中に溶け込んでいたりすることにびっくりしました。ルーマニアにも漫画はありますが、街中でアニメを意識するものを目にすることはありません。日本では、ガチャガチャやUFOキャッチャーもよく見ますね。ルーマニアで待っている子どもがうらやましがるので、東京での写真はまだ見せないことにします(笑)」

　アニメなどのポップカルチャーが溶け込む街でありながら、「明治神宮の森も、フレッシュでとても美しかった」と自然を感じることもできる東京。「別のエリアに行ったら、また印象が変わるかもしれませんね」と話すアンカさんからは、始まったばかりの旅への期待が伝わってきます。

故郷ではなかなか出合えない日本製品に歓喜

　日本屈指の電気街として知られる秋葉原では、買い物を楽しんだ4人。とくにブレンダンさんとクリスチャンさんのふたりは、あらゆる日本の電気製品が手に入る秋葉原に大興奮だったそうです。

「中古の無線機やドライバーなどの電動工具を買いました。日本のものはクオリティが高くて有名。ヨーロッパではなかなか手に入らないんです！　いい買い物をしました」

　日本製品といえば、昔から高い技術力と厳しい品質管理に支えられた質の高さで知られ、今もなお海外から評価されています。

　まだまだ続く4人のアニバーサリー旅行。たくさんの良い思い出を持ち帰ってほしいですね。

（Hint-Pot編集部）