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「また食べに来たい」 ドイツ人が日本で初めて出合った食材に感動 激ハマりした料理とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

人生初の食材にチャレンジしたレナさんの両親(画像はスクリーンショット)
人生初の食材にチャレンジしたレナさんの両親(画像はスクリーンショット)

 豊かな日本の食文化には、地域で育まれたご当地メニューもあります。YouTubeチャンネル「LTブログ」が大人気のドイツ人YouTuber・レナさんは、ドイツから日本を訪れた両親を連れ、お気に入りのご当地料理が食べられる専門店へ行きました。人生で初めて食べた食材に、両親はすっかり夢中になったようです。

 ◇ ◇ ◇

お父さんが苦手食材をぺろり

 ドイツ・ミュンヘンで生まれ育ったレナさん。ドイツ人目線で日本の魅力を紹介するYouTubeチャンネル「LTブログ」が大人気です。昨年10月にドイツから両親が来日し、2か月ほど滞在。レナさんは、日本らしさが感じられるさまざまな場所へ案内しました。

 8日に投稿された動画では、レナさん夫婦のお気に入りだという飲食店へ。両親が体験したことがない、名古屋の名物料理を楽しんでもらうようです。店に入る前から「とても良い匂いがするわ!」と、お母さんは期待感で笑顔になります。

 実は小食だというお父さんとお母さんですが、ナスの煮びたしやエイヒレ、銀杏、カニサラダなどの前菜をおいしそうに楽しみました。

 お父さんはナスが苦手なのに、ナスの煮びたしがすっかりお気に入りに。ほとんどひとりでぺろりと食べてしまいました。

「少し甘めの味とは思わなかったね」

 いよいよメインとして登場したのは、ご当地料理として大人気のひつまぶし。お父さんとお母さんにとっては、生まれて初めてのウナギ料理です。

 レナさんから食べ方をレクチャーされ、まずはキュウリとウナギの酢の物・うざくから口にすると、お父さんは力強くサムズアップ! お母さんも何度もうなずき、ふたりは「とてもおいしい」と満足げです。

 レナさんがしゃもじを手に、「名古屋のひつまぶしは4つのステップで食べるんだよ」と説明を始めると、すかさず「知ってるよ」と言うお母さん。実は、YouTubeでひつまぶしの動画を何回も観て、予習していたといいます。

 事前にシミュレーションしていたとはいえ、口にするのは初めて。お母さんは真剣な表情でひとくち食べると、「めちゃくちゃおいしいよ」と大興奮。「少し甘めの味とは思わなかったね」と想像と少し違ったようですが、幸せそうな表情で1杯目から賛辞が止まりません。

「とてもおいしい。とても繊細な味で本当においしい。これが最高の料理だということがわかるよ」

 いつもはゆっくり食べるというお父さんは、夢中で食べ進め、誰よりも早く1杯目を食べ終えました。

 続いて、薬味を加える2杯目でも「さっきのものとは全然違う! 本当に素晴らしい味だね!」と感動したお母さん。「めちゃめちゃおいしい!」と日本語で大絶賛し、だしをかける食べ方もとても気に入ったようです。

 ひつまぶしをすっかり気に入ったレナさんの両親。お父さんは「とても素晴らしかったよ。ウナギが本当においしかったね」と幸せそうに振り返り、お母さんは「また食べに来たい」と笑顔を見せました。

 初ウナギを心から楽しむ様子に、コメント欄には「パパさん、ママさんにとって、完璧なひつまぶし体験でしたね。本当、幸せそうな一家の食事風景にものすごく癒やされました」「パパとママのおいしそうに食べる姿が最高でした! ドイツに帰らないで、このまま日本にいてください(笑)」「観ているほうも幸せになる感じがする動画だ」などの声が寄せられています。

(Hint-Pot編集部)