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「すごく毎年、喜んでもらっています」 フランス人の義両親が大切にする意外な日本のものとは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

年末年始をフランスのシェルブールにある夫の実家で過ごしたさわさん(画像はスクリーンショット)
年末年始をフランスのシェルブールにある夫の実家で過ごしたさわさん(画像はスクリーンショット)

 自分が贈ったものを長年、相手が使い続けてくれるのを見るとうれしい気持ちになります。フランスで暮らし、フランス人の夫と娘との穏やかな日常をYouTubeチャンネル「さわ フランス暮らし- Sawa France」で発信している、「さわ」さんこと河野佐和子さん。夫の実家で大切にされているものを紹介しました。

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「また同じメーカーのものを柄違いで買いたい」

 日本で出会ったフランス人の夫とともに、フランスへ移住したさわさん。年末年始は、ノルマンディー地方のシェルブールにある夫・エルワンさんの実家で過ごしました。義父から本場のフランス料理を習いながら一緒に調理するなど、特別な時間を楽しんだようです。

 エルワンさんの実家には、食事の際にひとりずつの布ナプキンを用意する習慣があるそうです。使われているのは、さわさんたちが10年以上前に日本で購入したという、大判の「ナプキンというか、ハンカチ? 布?」だといいます。

 義両親は長く大切に使い続けてくれて、「色もだいぶ褪せてしまっている」状態です。さわさん自身も「日本人としても、ずっと『これかわいいな』と思っていて」と、とても思い出深い品のようです。そして、「できれば、また同じメーカーのものを柄違いで買いたい」と考えていますが、インターネットで探しても見つけられず「知っている方がいたら、ぜひ教えてほしい」と視聴者に呼びかけました。

日本の両親が毎年送っているものも

 義両親が大事にしているのは、さわさんがプレゼントしたものだけではありません。クリスマスが過ぎてもまだ部屋に残されている飾りのなかには、さわさんの両親が毎年送っているものが、とてもきれいに飾られていました。

 それは、クリスマスのグリーティングカード。日本では、開封後に組み立てると立体的なオブジェになるカードをよく見かけますが、さわさんによるとフランスにはないそうです。エルワンさんの両親は、いつもカードを組み立てて「みんなが見えるところに、飾ってくれています」と、さわさんは話します。

 カードには、ボタンを押すと光ったり、音楽が流れたりするタイプも。こちらも珍しいそうで、「すごく毎年、喜んでもらっています」と明かしました。

 日本とフランスの家族の、心温まる交流。コメント欄には「お義父さん、すごいですね」「これ、小風呂敷です。同じのがあるかはわからないけど、小風呂敷でネット検索したら、かわいいのたくさんありますよー」「さっそく素敵なお料理、お父様のお料理はプロ級ですね」など、さまざまな声が寄せられています。

(Hint-Pot編集部)