旅行にちょっとしたアクシデントはつきもの。それを前向きにとらえるだけで、新しい世界が広がることもあります。オーストラリアから訪日した母娘は、さまざまなことにチャレンジ。飲食店では注文を間違えてしまったそうですが、臆せずに食べて、お気に入りになったといいます。それはいったい、どんなものだったのでしょうか。

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真夏の南半球からやってきて日本の冬を満喫中

　オーストラリアのブリスベンから来たジェーンさんとモーガンさん親子。ブリスベンといえば、シドニー、メルボルンに次ぐ第三の都市といわれ、2032年に夏季五輪・パラリンピックが行われる予定です。今は真夏の南半球からやってきたふたりは、冬の日本で観光やグルメを満喫しています。

　娘のモーガンさんは2度目の訪日で、ワーキングホリデーを利用して長野県の白馬村に滞在中。1998年の冬季五輪でアルペンスキーやジャンプ競技が行われた地で、雪の降る季節を楽しんでいるそうです。

　一方、母のジェーンさんは初訪日。モーガンさんと一緒に東京で数日過ごしたあと、白馬方面に向かう予定でいます。

焼き肉店で間違って注文したホルモンが最高だった

　親子水入らずで過ごすふたりは、東京でさまざまなグルメを楽しんでいます。ジェーンさんは興奮ぎみに、前日訪れたお店のことを話してくれました。

「焼き肉店に行ったのですが、焼いたオクラが驚くほど絶品でした。あと、豚肉を頼んだつもりだったのに、ホルモンが届いてびっくりしました（笑）。想定外でしたが、歯ごたえがあっておいしくいただきました。最高です」

　初めての日本で、さまざまなメニューにチャレンジしているジェーンさん。注文を間違えても、それを前向きにとらえてエンジョイしています。

　焼き肉店では、いろいろな種類のドリンクにも挑戦したそうで、なかでも「メロンサワーが気に入りました！」とイチ押しの様子。

　それを聞いた日本通のモーガンさんが「それなら、クリームソーダがおすすめよ」と母に提案。メロンソーダの上にバニラアイスがのったレトロな飲み物は、メロンサワーが好きなら気に入りそうですね。

　すると、ジェーンさんは「それにアルコールは入っているの？　入ってないなら、メロンサワーがいいわ（笑）」と返しました。アルコール好きの母の鋭いツッコミに、お互い笑いをこらえられず吹き出します。

　まるで漫才のようなかけ合いで、笑顔の絶えないふたり。日本での旅行を存分に楽しんでくださいね。

（Hint-Pot編集部）