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ドイツでは約3000円 日本で似ている料理を食べたドイツ人が感動 「こっちのほうがおいしい!」
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世界から高い評価を得ている日本食。なかには、海外にも似たような料理があります。ただ、日本で食べるとその差に衝撃を受けることも。YouTubeチャンネル「LTブログ」が大人気のドイツ人YouTuber・レナさんは、ドイツから日本を訪れた両親を連れ、トンカツ店に行きました。両親は、食べたことがある似た食べ物と比較し、トンカツのおいしさに感激したようです。
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ドイツからやってきた両親と日本のトンカツ店へ
日本人のタカさんと結婚し、現在、愛知県名古屋市で暮らすレナさん。昨年10月から2か月間、両親が日本を訪れていました。その間、両親を連れさまざまな場所へ。そこでは、おいしい日本の料理を体験してもらいました。
今回、レナさんがタカさんと一緒に両親を案内したのはトンカツ店。両親が日本のトンカツを食べるのは初めてです。
レナさんによると、ドイツでは薄く伸ばした肉に細かいパン粉をつけて揚げた、オーストリア発祥の「シュニッツェル」というトンカツと似た料理が食べられているそう。「日本とドイツの違いを考えて食べてみてほしい」と両親に伝えます。
お店にはさまざまな種類のトンカツがあり、レナさんは「今日は4種類ぐらい頼もう。そしたらいろんな種類のトンカツが食べられるでしょ? ノーマル、チーズ入り、ニンニク入り、梅シソ入りとかね」と提案。両親は期待に胸を膨らませます。
お父さんは“ドイツ版のトンカツ”との違いに注目
レナさんは、今回訪れたトンカツ店では豚のヒレ肉が使われていることを説明。すると「ドイツとの違いで思ったのは“ヒレ肉を使うこと”だよね。シュニッツェルは仔牛肉の太ももを使うから」と、お父さんがさっそく違いを見つけます。
日本のトンカツにもいろいろな部位がありますが、一般的なのはロースとヒレでしょう。レナさんによると、ドイツでもロースは食べられているものの、シュニッツェルには「太ももの部分を使うことが多い」とのこと。
さらに、シュニッツェルとトンカツには大きな違いがあるようです。「ドイツとオーストリアでは肉とパン粉だけ。ほかには何も使わない! 味付けも塩コショウのみで、それ以外は何もつけない」とお父さん。日本のトンカツ店には、さまざまなソースやタレがあることに注目していました。
初めて食べるトンカツに大満足の両親
4人でトンカツにつけるソースも4つ選択。名古屋名物の赤みそダレ、レナさんお気に入りのおろしポン酢、お父さんが選択したスパイシーなソース、そしてタカさんの好きなゴマ入りのソースです。
いよいよトンカツが運ばれ、お父さんはニンニクと梅入り、お母さんは梅シソ、レナさんは梅シソとチーズ、タカさんは何も入っていないトンカツ。みんなで交換して、それぞれの味を楽しみます。
トンカツをひと切れ箸で持ち、ソースをつけて口に運ぶお母さん。「とてもおいしいね」とうなずきます。お父さんは自身が選んだソースにつけて食べると、「ピリ辛で、すっごくおいしいよ!」と大絶賛。ふたりとも、食べる手が止まりません。
「シュニッツェルと比べてどうですか?」とタカさんが質問すると、「こっちのほうがおいしい」とお母さんは即答。レナさんが「日本のトンカツはドイツでも人気になると思う?」と聞くと、「なるよ!」とお母さんとお父さんは声をそろえます。
「すべてがおいしかったよ!」と大満足の両親。飲み物なども注文し、会計は4人で約1万円でした。「納得の味だったよ!」とお父さんはサムズアップします。
今回のトンカツは1人あたり15ユーロ(約2430円)ほどでしたが、シュニッツェルはドイツで「18~20ユーロ(約2916円~3240円)」とのこと。値段に大きな差はないものの、両親は味の違いに感動していました。
トンカツを堪能する両親に、コメント欄には「ご両親もすっかり日本になじんできましたね」「パパ、ママ、がんがん食べてるんで、どんだけ気に入ったかわかる~ww」「お父さん、お母さん ふたりとも箸の使い方上手でびっくりです」「気持ちいい食べっぷりが大好きです」などの声が上がっています。
(Hint-Pot編集部)