柔軟性があり、よく伸びるねこの体。なにげない瞬間に、体の長さに驚くこともあるでしょう。X（ツイッター）では、愛猫の前足にまつわる投稿に注目が集まっています。いつもと同じようにまったりしている愛猫を見て、飼い主さんが気づいたこととは？　詳しいお話を伺いました。

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愛猫の前足が長すぎる!?　ふとした瞬間をとらえた一枚が話題に

「なんか……長くない？」

　そんなコメントを添えて投稿された写真。そこには、前足をクッションの上に伸ばして、まったりとくつろぐねこが写っています。

　寝起きのような表情を浮かべていますが、気になるのはまっすぐ伸びた前足の長さ。いつも見ているはずなのに、あまりの長さに飼い主さんも驚いたようです。

　その様子がXで公開されると、2万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「確かに……」「普段隠れてたり折りたたんだりしてる肘から上まで伸ばすと、こんなに長いのか」「確実に長い。いやニャがい」「ねこは伸び縮み自由だから」など、さまざまな声が寄せられています。

湯たんぽ入りのクッションでリラックスしていたソーダくん

　スラッとした長い手を見せたのは、元保護ねこで4歳のソーダくんです。「ねこらしくない子グマのようなフォルムと間抜けな顔」がチャームポイント。妹の「レモン」ちゃんと一緒に、仲良く暮らしています。

　立派な体格のソーダくんですが、実は小心者。レモンちゃんに対してオラつくこともあるようですが、まったく歯が立たず、返り討ちにされることがほとんどなのだとか。

　寒い時期になると、ソーダくんとレモンちゃんは、飼い主さんが用意した湯たんぽ入りのクッションを使います。そのとき、クッションの上で丸まるよりも、抱えるような体勢になることが多いそうです。

　話題の写真が撮影されたときも、いつものようにくつろいでいたソーダくん。飼い主さんはそれを見て、ソーダくんの前足の長さに仰天！　ソーダくんの新たな魅力に気づいたといいます。

「今まで足が長いと思ったことはありませんでした。むしろソーダは短いほうだと思っていたので、この体勢になって初めて本当の長さを知った感じです」

　このあと、ソーダくんはスラッとした前足を伸ばしながら、気持ち良さそうに眠りについたといいます。優しい飼い主さんとレモンちゃん、そして温かいクッションがあれば、厳しい寒さも乗り越えられそうですね。

○取材協力：レモンとソーダ（@remonsoda0901）さん

（Hint-Pot編集部）