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1歳児が1か月以上入院になったケースも 熱い食べ物や飲み物でのやけど事故に注意 消費者庁が呼びかけ
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一年で最も寒い時期とされる大寒を間近に控え、熱々の食べ物や飲み物がおいしい季節です。しかし、小さな子どもがいる場合、思わぬやけど事故につながることも。「消費者庁 子どもを事故から守る!」の公式X(ツイッター)アカウント(@caa_kodomo)が、注意を呼びかけています。
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熱い食べ物や飲み物がかかり入院になったケースも
子どもが掴まり立ちや伝い歩きを始めると、一気に行動範囲が広がります。そんな1歳前後の頃は、子どものやけどの事故が多く起きているので、注意が必要です。
同庁は「体を温めたい季節ですが、熱い食べ物や飲み物をこぼし、やけどで1か月以上入院する事故も起きています」と投稿。3つの注意点を紹介しました。
○器は子どもの手の届かない位置へ
○クロスなどの使用には注意
○子どもを抱えたまま、熱いものを食べたり飲んだりしない
また、投稿に添えられた公式ウェブサイトの特集ページには、実際に熱い食べ物や飲み物をこぼしてやけど負ってしまった事故の事例も。
「親戚宅にて、キッチン台(高さ80センチ程度)の上に置いていたカップ麺に手を伸ばし、右半身にお湯を浴びた。やけどの治療のため1か月以上の入院となった」(1歳)
「テーブル(高さ80センチ)にできたてのみそ汁のお椀を置いていた。子どもの手が届かないようにテーブルのフチから奥に置いていたが、保護者が目を離した隙にランチョンマットを引っ張って、みそ汁をこぼしてしまい、左腕にやけどを負った。通院が必要となった」(0歳11か月)
ほかにも、あやしながらコーヒーを飲もうとして、子どもの顔や胸にかけてしまった事例もありました。
やけどをしてしまったら適切な応急手当を
子どもの皮膚は一般的に大人よりも薄いため、重症化するおそれも。もしやけどをしてしまったら、早急に応急手当をしましょう。同サイトでは、次のように紹介しています。
<やけどをしてしまったときの応急手当>
○すぐに流水や容器に溜めた水で10分以上、冷やしましょう。市販の冷却シートは、やけどの手当てには使えません。
○刺激を避けるため、水道水・シャワーを患部に直接当てないようにしましょう。
○服の上から熱湯などがかかった場合は、脱がさずに服の上から冷やしましょう。
○広範囲のやけどの場合の冷却は、冷やしすぎによる体温低下に注意しましょう。
やけどが広範囲に及ぶ場合や顔面などの場合は、すぐに救急車を呼んでください。寒い季節は、まだまだ続きます。十分に気をつけましょう。
(Hint-Pot編集部)