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「オーストラリアだったら考えられない」 日本で見た光景に衝撃 オーストラリア人が驚いたものとは
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日本を訪れる外国人観光客が興味を持つもののひとつに、自動販売機があります。台数の多さや種類の豊富さなど、母国と比較して驚くことも。オーストラリア人カップルは、ある自動販売機を目撃し、母国では「あり得ない」と感じたといいます。いったい、どんな自動販売機があったのでしょうか。
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冬の白馬村でスノーボードを満喫
オーストラリアから日本を訪れているアンティさんとエープリルさん。アンティさんは初訪日、エープリルさんは過去に1度、日本を訪れたことがあるそう。今回は10日間の滞在で、長野県白馬村で5日ほど過ごし、その後は東京へ行く予定です。
「雪がとても素晴らしいと聞いていたので、行ってみたいと思っていたんです」と、白馬村の印象を語るアンティさん。美しい絶景を眺めながら、ふたりでスノーボードを楽しんだと教えてくれました。
エープリルさんは、前回の訪日でも冬の白馬村を満喫。「今度は違う季節に来てみたいですね」と、再訪日への意欲を見せていました。
母国では見たことのない自動販売機に驚き
観光やアクティビティを思う存分楽しんでいるふたり。街中を散策しているときに、母国ではあり得ない光景を目の当たりにして驚いたといいます。
「日本には自動販売機がどこにでもありますよね。しかも、お酒の自動販売機まであって、クールすぎると思いました。オーストラリアだったら考えられない。飲酒できる年齢に達していない子どもや若い子たちが絶対に買ってしまうから」
1990年代には20万台以上あったといわれている酒類の自動販売機。現在は、20歳未満者の飲酒防止やアルコール健康障害などの観点から、酒類の適正な販売管理の徹底のため減少傾向に。国税庁の「酒類自動販売機の設置状況」によると、全国で9313台設置されています(2024年4月1日時点)。
さらに、タバコの自動販売機もあることを知ると「タバコの自動販売機もあるの? 僕はまだ見たことがないけど、信じられない……」と衝撃を受けていました。ピーク時には約63万台あったタバコの自動販売機も、タスポの導入や需要が減っていることなどから、現在は7.5万台ほどにまで減少しているようです。
さまざまな種類が展開されている日本の自動販売機。母国にはないものをたくさん見つけながら、旅を楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)