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オーストラリア人が東京ディズニーランドで首を傾げた光景 日本人の女の子の独特な楽しみ方に「不思議すぎてググっちゃった」
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訪日外国人観光客からも大人気のスポット、東京ディズニーランド。日本人にとっても特別な場所で、来園の際には気合を入れておしゃれしていく人も多いでしょう。オーストラリア人女性三人組は、園内で見かけた女の子たちのファッションにとても驚いたそうです。不思議に思った理由とはなんだったのでしょうか。
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オーストラリア人三人組が“夢の国”で目にした驚きの光景
築地市場で出会ったのは、オーストラリア人のニキータさんとローレンさん、クロウィーさん。三人は学生時代からの友人同士で、18日間の滞在を予定しています。
今回の旅では、東京、長野、大阪、京都を観光。東京滞在中は東京ディズニーランドも訪れました。ディズニーランドは世界5か国にしかなく、訪日外国人観光客にも人気のスポットです。そんな夢の国で、三人は不思議に思ったことがあるそうです。
「女の子たちが、学校の制服で来ていたんです」
どう見ても遠足や修学旅行ではなさそうだったため、「とてもびっくりした」という三人。おそらく三人が目にしたのは、「制服ディズニー」と呼ばれる楽しみ方です。
中学校や高校の制服姿で来園するのですが、大学生や社会人が卒業した学校の制服を着て行く場合もあるため、全員の制服がバラバラということも。そろいの制服ではなかったことから、ニキータさんたちは学校行事ではないと察したようです。
「制服ディズニー」という言葉は2008年頃から流行し始めたといわれており、16年経った現在でも若者を中心に定着しているというから驚きですよね。ちなみに、ニキータさんたちは休日に制服を着て出かけたことはないそうです。
「私たちは、帰宅した瞬間に制服を脱ぎ捨てていたし、卒業してから二度と着ていないわ。その光景が不思議すぎて、いろいろググっちゃったの」
「日本の女の子は、ファッションを楽しんでいる」
また、ローレンさんは、制服への価値観だけでなく街中で見かける女性たちのファッションも「オーストラリアとはだいぶ違う」と指摘します。
「オーストラリアだと、寒くなったらみんなダウンジャケットを着込むのですが、日本の女の子たちは寒くてもミニスカートを履いているのよ」
日本でも実用性を重視する人は多いですが、とくに東京をはじめとする都心部では、おしゃれを優先する傾向があるかもしれません。気候に左右されず、好きなファッションに身を包んだ日本女性たちを目にしたローレンさんは、「日本の女の子は、ファッションを楽しんでいる」と感じたそうです。
(Hint-Pot編集部)