愛犬が遊んでいる様子をとらえた1枚の写真。しかし、肝心のいぬが見当たりません。上手に姿を消した様子がX（ツイッター）で公開されると、8万件を超える“いいね”が。いったい、いぬはどこにいるのでしょうか。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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遊び場にいるはずの愛犬が消えた…？

「いぬ見つけたら今日一日ハッピーになれます」

　そんなコメントを添えて投稿された写真には、誰もいないリビングが写っています。ペット用のベッドが入った白いテント、座椅子、おもちゃやトイレなどが柵で囲まれたスペースに置かれており、隠れる場所がたくさんありそうです。

　棚の上にいぬのぬいぐるみはありますが、肝心のいぬはどこにいるのでしょうか。部屋の中をよく探してみると、かわいらしい目と鼻が覗いているのに気づきます。

　難易度の高い一枚が投稿されると、8.7万件もの“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「みぃつけた！　上手に隠れてる」「めちゃくちゃ難しかった」「鼻とおめめがちょこっと見えるのかわいすぎます……」「ぬいぐるみに目が行きますがよく見るといぬを見つけるとき、いぬもこちらを見つめている」「擬態が上手」など、さまざまな声が寄せられています。

白いテントで遊ぶのがお気に入りのペシュちゃん

　上手に隠れていたのは、マルチーズで生後4か月の「ペシュ」ちゃんです。かわいらしい名前は、フランス語で桃を意味する「peche」に由来。元気で人懐っこい性格で、真っ白な被毛がキュートな女の子です。

　ペシュちゃんは、部屋の中にある白いテントがお気に入り。普段からそこで寝たり、おやつを持ち込んだりしているといいます。

　ある日、いつものようにテントで遊んでいたペシュちゃんが、中にあるベッドの下へ潜り込んでいきました。すると、そこから顔を少しだけ出して、飼い主さんの様子をうかがっていたそうです。

　それを見た飼い主さんは、遠くからペシュちゃんを撮影。テントと被毛の色が同化し、まるでペシュちゃんが上手に隠れているような一枚に仕上がりました。

「普段は長時間、目を離すことがないので、すぐに見つけられます。このときもかくれんぼをしていたのではなく、テントの中で遊んでいるだけでした。でも、狭い場所（写真のようなベッドの下や、ケージの裏など）に潜り込むのが好きなので、そういうときは名前を呼んで出てきてもらいます」

　優しい飼い主さんが作ってくれた素敵な空間で、自由に遊びの時間を満喫しているペシュちゃん。お気に入りのものに囲まれながら、元気いっぱいに育ってほしいですね。

○取材協力：陽（@24peche）さん

（Hint-Pot編集部）