いぬが服を着る理由はさまざま。防寒や抜け毛対策、けがをしたときなどにも着用します。X（ツイッター）では、服を着て寝たら、翌朝とんでもない格好になっていた柴犬が話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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「イリュージョンですね」　不思議な着こなしに反響

「どんな寝相したら前足入れるところが後ろに移動するんや」

　そんなコメントを添えて投稿された一枚の写真。そこには、思案顔で少しうつむいた柴犬が写っています。

　服を着て寝たはずなのに、上半身は着ていません。しかし、よく見ると下半身だけ服を着ている状態に。どうやら寝ている間に、前足を入れていたはずの袖が後ろ足に移動してしまう、不思議な現象がが起きたようです。

　いったいどうやって動いたのか……。このような着方になるまでの工程を見てみたいですよね。

　投稿は7.4万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「めっちゃ短足みたいになっててかわいい」「どんなミラクル起きてんねんw」「イリュージョンですね」「ワンちゃんって本当みーんな個性的でおもしろいですよね。最高です!!」など、多くの声が寄せられています。

看板店長まつちゃん　おうちでは服を着て過ごすことがほとんど

　真っ白な被毛が美しい白柴の13歳「まつ」ちゃん。飼い主さんが経営するガソリンスタンドの店長を務めている看板犬です。

　飼い主さんによると、部屋に落ちる抜け毛を減らすため、まつちゃんは家にいるときに服を着て過ごすことが多いそう。

　後ろ足に前足の袖を入れた状態を発見したとき、飼い主さんはまつちゃんの天然っぷりに思わず写真を撮ってしまったそうです。こうした状態になったのは初めてなのだとか。

「朝起きると腹巻きになっていることが多いです。今回のパターンは初めてでした」

　このあと、ずれた服を脱がしてもらったまつちゃん。正しく着せてもらい、飼い主さんと一緒に出勤しました。今度はどんな着こなしを見せてくれるのか、まつちゃんから目が離せませんね。

○取材協力：白柴まつ（@bankinmatu）さん

（Hint-Pot編集部）