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「大人の俺でも泣く自信がある」 思わずビビるリアルな“鬼”がSNSで話題「強すぎw」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

今年の節分は2月2日に行われた(写真はイメージ)【写真:写真AC】
今年の節分は2月2日に行われた(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 毎年恒例の節分の日、豆を投げることで鬼に見立てた厄や災いを除ける意味合いがあるとされ、各所でイベントを楽しむ様子は風物詩となっています。暦の関係で2月2日となった今年、SNS上では一度見たら忘れられない、インパクト抜群の鬼の仮装が話題となりました。投稿者ののんこさん(@nonsananonenone)に詳しい経緯を聞きました。

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「どうやったら全身こんなに綺麗に塗れるんですか…?」の声も

 全身真っ赤ないでたちに3つの目玉、虎柄の腰巻きに武器を携えた、あまりにもリアルな赤鬼の姿……。「節分の鬼役やった旦那。今年も本気出して子供に引かれてしまったわ」とつづられた投稿は、12日現在で14万件の“いいね”を集めるなど話題を呼んでいます。投稿には「クオリティが高過ぎて」「強すぎるwwwwww」「大人の俺でも泣く自信があるぜ」「トラウマになるレベル笑」「変装工程が見たいw」「どうやったら全身こんなに綺麗に塗れるんですか……?」と驚がくの声が上がっています。

 投稿者ののんこさんは、大反響となった投稿について「実は3年位前から、旦那の節分の鬼のツイートをしていて毎回バズっていました。今年もバズるかなぁと旦那と話してはいましたが、予想以上の結果にびっくりしていると同時に、『毎年この時期、旦那さんの鬼を楽しみにしていた』『素敵な旦那さん』とのありがたい声が多く、大変うれしいです」と率直な感想を口にします。

 普段、地域の便利屋「お松の手」を運営するかたわら、中学校の非常勤講師もしているという夫。節分に鬼のコスプレを始めたのは、のんこさんが営む仕事が影響しているといいます。「私は普段、『お松の家』というゲストハウスを営んでいまして。常連さんからボランティアで手伝っている節分イベントで鬼をやってほしいとお願いされ、夫が赤鬼役を買って出ることになったんです」。

 イベントは、まず依頼主の常連さんが弱い鬼役として登場し、子どもたちから豆を投げられているところに、「子どもたちがいい気になって豆をぶつけている」と夫が扮(ふん)する“本物の鬼”が乱入するという段取り。何も知らない子どもたちは突然目の前に現れたいかにも恐ろしい鬼の姿に「引いていました。恐さに泣いている子もいました」と、大きな衝撃を受けていたといいます。

 その後は「落ち着きを取り戻し、豆をぶつけてくれるようになりました」と、“本物の鬼”も無事子どもたちに退治されたそう。豆まきが終わった後は優しい鬼になり、「子どもたちと一緒に写真を撮ったり仲良くしていました」と大団円を迎えたといいます。気合の入った赤鬼コスプレ、メイクにかかった時間はなんと1時間、費用は1万円とのことで、クオリティの高さにも納得です。

(Hint-Pot編集部)