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「窒息や誤嚥に気をつけて」 節分の豆は5歳以下の子どもに与えないで 消費者庁が注意喚起

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

節分は窒息事故に注意(写真はイメージ)【写真:写真AC】
節分は窒息事故に注意(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 鬼(邪気)をはらい、健康を祈願する節分。豆まきなど、子どもが楽しめるイベントですが、注意したいのが誤嚥や窒息事故です。「消費者庁 子どもを事故から守る!」の公式X(ツイッター)アカウント(@caa_kodomo)は、節分を前に食品での窒息や誤嚥対策を呼びかけています。

 ◇ ◇ ◇

豆やナッツ類は「子どもに食べさせると大変危険です」

 小さな子どもは、噛む力と飲みこむ力が弱く、硬い食べ物をうまく飲み込むことができません。そのため、さまざまな食品で窒息や誤嚥事故が起こる可能性があります。

 消費者庁の調査によると、2010年12月から2020年12月末の間で、14歳以下の子どもが何らかの食品を誤嚥した事故は164件に上り、そのうちの86%が5歳以下の子どもだったことがわかりました。また、原因になった食品として、豆やナッツ類は菓子に次いで多くなっています。

 節分は年の数だけ豆を食べたり、豆まきをしたりする習慣があります。そこで、同庁は「奥歯が生えそろわず、かみ砕く力や飲み込む力が十分ではない子どもに食べさせると大変危険です」と呼びかけ。小さな子どもは硬い豆やナッツ類はうまくかみ砕くことができず、のどや気管に詰まらせる可能性があります。また、仮にかみ砕くことができたとしても、その小さなかけらが気道に入って肺炎や気管支炎を起こすリスクがあるそうです。

 そこで、同庁は公式Xに「もうすぐ節分。窒息や誤嚥に気をつけて」と投稿。子どもの窒息や誤嚥を防ぐための4つの注意点を挙げています。

・食べることに集中させる
・少しずつよく噛んで食べるように見守る
・硬い豆やナッツ類などは、5歳以下の子どもには食べさせない
・豆まきは個包装のものなど工夫をする

 また、食品等に入っている乾燥剤を、子どもが誤飲する事故も発生しているので、開封後は包装や乾燥剤の管理にも留意が必要です。

 同庁は「のどが詰まって、声を出せない、苦しそうな呼吸が見られる、顔色が急に青くなるなど窒息が疑われる変化が現れた場合は、すぐに背中を叩く「背部叩打法」などの応急処置を速やかに行ってください」と呼び掛けています。

(Hint-Pot編集部)