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「そんなところ食べるの?」 ニュージーランド人が日本の居酒屋を初体験 驚いた料理とは
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ユニークな食材や調理法などで、多くの外国人観光客を魅了している日本食。しかし、母国ではあまり食べ慣れない食材が出てきて驚くこともあるようです。ニュージーランドから初めて日本を訪れている男性3人組は、居酒屋チェーン店で初めて口にし、びっくりしたものがありました。いったい、何だったのでしょうか。
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ニュージーランドでは国技のラグビー 日本人選手が縁で訪日
ニュージーランドの南島からやってきたディオンさん、ケイシーさん、ハンターさん。3人とも初めての訪日です。
ディオンさんはラグビーコーチで、ケイシーさんとハンターさんはラグビー選手としてプレーしています。昨年、日本のラグビーリーグワンで活躍する日本人選手が、3人が所属するチームに留学してきました。その日本人選手に会うためにはるばるやって来たといいます。
前日に到着したばかりという3人は、10日間の滞在を予定していました。日本のラグビーを観戦することと長野県へスキーに行くこと以外は、とくに予定を決めてこなかったそうです。
「鶏料理しか出てこない!」と大笑い
そんな3人ですが、日本食体験は満喫している様子。この日の朝は、築地場外市場へ行ってきました。さまざまな店を見て、狙いを定めたのは和牛。また、その夜には、日本を代表する大手居酒屋チェーンを訪れました。
次から次へと出てくる料理に興味津々の3人。なかでもハンターさんはチャレンジ精神旺盛で、見たことない料理にもひるまず先陣を切って口に運んでいきます。
「これは何? 鶏皮……? ベーコンみたいな食感だね。でも明らかにソースは違う。甘い。でもおいしくて好き」
ハンターさんの感想を聞きながら、おそるおそる食べ始めたディオンさんとケイシーさん。テーブルにはさらに、チキン南蛮や鶏のから揚げ、レバーや砂肝の焼き鳥など、さまざまな鶏肉料理が並びました。
「レバーは食べたことがない……。砂肝? ええ! そんなところ食べるの? 鶏のいろんな部位が出てくるけど、鶏は丸ごと皮から内臓まで全部食べるんだね……」
ハンターさんが次から次へと食べていくなか、とくに警戒心が強かったケイシーさんは驚きが隠せない様子でした。
「鶏料理しか出てこない!」と大笑いしていたハンターさん。3人は来年もまた日本を訪れる予定を立てているそう。次の訪日では新たな日本食を発見してチャレンジしてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)