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「西洋料理だと思っている人が多くて…」 フランス人が「日本料理!」と断言した意外なメニューとは
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子どもから大人まで、大好きという人が多いハンバーグ。外食メニューとしても人気です。フランス人YouTuberのオレリアン・プダさんは、友人で俳優のロバさんと一緒にハンバーグ専門店へ。海外におけるハンバーグの意外な位置づけのほか、ふたりの食べ方に注目が集まっています。
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フランス人ふたりのハンバーグへの見解
ロバさんとともに、東京・葛西にあるハンバーグ専門店「君のハンバーグを食べたい」を訪れたオレリアンさん。席につきワクワクした様子のふたりが語り出したのは、ハンバーグについての意外な一面でした。
「ハンバーグって西洋料理だと思っている人が案外多くて……」とオレリアンさん。すると、ロバさんは強くうなずき「そうそう、わかる~! でも僕たちからしたら、日本料理なんだよな!」と同意します。
ドイツのハンブルグで作られたハンブルグステーキが、アメリカ経由で伝わったといわれるハンバーグ。日本で食べられるようになった時期ははっきりしないものの、明治時代にはレストランで「ジャーマンステーキ」「ミンチボール」というメニューがあったとされています。
オレリアンさんによると、フランスではひき肉自体は食べられているものの、ひき肉をメインに扱うお店は存在しないそう。ロバさんもひき肉料理について、「小さい子も食べやすいし、どちらかと言えば子ども向けなイメージかな」と、日本とフランスの感覚の違いを説明しました。
「最高においしそうだな」
お待ちかねのハンバーグが届くと、オレリアンさんはハンバーグに箸を伸ばす前に、意外な行動に。「僕はみそ汁から……」と、日本人さながらの仕草でみそ汁を混ぜてから、ひと口飲みました。
次は、「ごはんだけでもいきたいな」と、毎日お店で精米しているという炊き立ての白米を食べ、笑顔に。ロバさんも先にみそ汁をすすり、「少し甘めの風味だね。ハンバーグとも相性が良さそうだ」とおいしそうに味わいます。
みそ汁とごはんだけでも盛り上がるふたりですが、ハンバーグを食べ始めると賛辞が止まらない状態に。ふわふわでとろけながら、粗びきで肉の食感も楽しめるハンバーグに魅了されたようです。
ロバさんは、「ハンバーグの概念が覆った!! 子ども向けのイメージがあったのに、味も香りも最高すぎて」と大絶賛。オレリアンさんも最初は多いと感じたソースが、「鉄板で熱せられて濃度が出るんだ」と食べるときのバランスを計算されていたことに、深く感心します。
あまりのおいしさに、追加で単品のハンバーグまで満喫したふたり。動画のコメント欄には「ハンバーグって多分ほとんどの人が洋食だと思ってる気がする。ヨーロッパの人からすると日本料理のイメージなんだ!」「そうかハンバーグって日本料理なのか」「ハンバーグってドイツかアメリカのイメージ強くて、フランスでも同じ認識だと思ってました」など、「ハンバーグは日本料理」という見解に着目する声が。
また、「先に素の白米だけを楽しむのは完全に日本人なんよw」「お箸上手なのはわかってたけど、おかずをごはんで迎えに行ったり、おみそ汁を途中でひと口飲んだり……完全に日本人な食べ方なのにフランス語の会話で笑っちゃいました」「付け合わせのパスタがご飯のおかずに思えたらもう日本人ですよw」など、“日本人化”が止まらないオレリアンさんとロバさんの食べ方に、多くのコメントが続出しています。
(Hint-Pot編集部)