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「これは生まれて初めて口にしました」 アメリカ人が日本食に感激 味の違いに驚いた食材とは
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世界的にも人気が高い日本食。しかし、日本でしかなかなか味わえない食材もあります。初訪日のアメリカ人男性は、初めて食べたある食材に感動したそう。いったい、どんなものを味わったのでしょうか。
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日本酒に惹かれ、初訪日のアメリカ人
アメリカ西海岸・サンフランシスコからやってきたジャフィさんとゼフィルさん。ふたりとも今回が初めての訪日です。10日間滞在し、富山や高山、京都、大阪、東京をめぐっています。
「カリフォルニアでは日本酒がとても人気で、料理とのペアリングを研究する人も多いです」
ジャフィさんは、ワインの産地として有名なカリフォルニア州のナパで、飲食関係の仕事をしているそう。そのため、日本の酒蔵を訪れるのをとても楽しみにしていました。
日本原産の香辛料を初体験
日本ならではの酒とともに、さまざまな日本食も楽しんだふたり。日本に来て、生まれて初めてある食材を食べたといいます。
「本物のワサビ! これは生まれて初めて口にしました。カリフォルニアだと寿司職人が作っていない場合もあるし、再現はそう簡単にはできないのだなと思いました」
日本原産の本ワサビは、辛みだけでなく、まろやかさ、ほのかな甘みが特徴です。海外で広く使われている西洋ワサビとは、違った独特の風味があり、今回初めて食べたゼフィルさんも、その違いに驚きを隠せない様子でした。
「『一條』で食べたお寿司は人生で一番でした! 信じられないくらいおいしくて」
ジャフィさんが興奮しながら教えてくれたのは、ミシュランガイドにも掲載されている東京の寿司店。ラーメンをはじめ、そばやうどん、たこやき、お好み焼きなど、日本のグルメを食べ尽くしたなか、ふたりの舌を最も魅了したのは寿司だったようです。
寿司職人によるネタや食べ方の丁寧な説明にも感動していた様子のふたり。残りの滞在でも、日本の食とお酒を存分に楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)