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「アメリカではもっと甘くて色がついている」 東京マラソンに参加したアメリカ人ランナーが大好きになった飲み物とは
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ラーメンや寿司、抹茶など、日本発の飲食物が世界を魅了しています。東京マラソンに出場するため、初めて日本を訪れたアメリカ人男性には、驚いたことがありました。マラソン中に日本発祥の飲み物を初めて口にし、とても気に入ったようです。いったい、どんな飲み物だったのでしょうか。
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世界6大マラソン制覇が目標 給水所で日本発のドリンクのファンに
アメリカのユタ州からやってきた、ニックさんとアマンダさん。ふたりは友人同士で、東京マラソンを走るために日本を訪れました。ニックさんが日本へ来るのは初めてですが、アマンダさんは3回目の訪日だそうです。
「世界6大マラソンの制覇を目指しているんです。東京マラソンが4つ目の大会だったので、残り2大会なんですよ」とアマンダさん。東京マラソンはボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークシティマラソンと並ぶ世界6大マラソンのひとつです。外国人参加者数も多く、世界的に人気の高い大会になっています。
さまざまな国でマラソン大会に出場しているふたりが、東京マラソン中に気になったのは給水所事情だったようです。
「ポカリスエットがとてもおいしかった! アメリカでは『ゲータレード』という、ポカリスエットよりもっと甘くて色のついた飲み物が置かれているんです。僕はポカリスエットのほうが好きですね」
アマンダさんは母国で飲み慣れているゲータレードのほうが好みだったようですが、ニックさんはすっかりポカリスエットのファンになったよう。
大塚製薬の公式ウェブサイトによると、ポカリスエットが生まれたのは1980年。当時、経済が著しく成長して豊かになったことで健康志向が高まり、スポーツなどで汗をかくシーンが増加。そこで、発汗によって失われた水分や成分を補給するための健康飲料として誕生しました。
東京マラソンで新たな発見をしたふたり。残り2大会も完走して、世界6大マラソン大会制覇をできるといいですね。
(Hint-Pot編集部)