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「違う食べ物なんですか?」 イスラエル人が驚愕 日本で「寿司と同じ」と勘違いした意外なものとは
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世界的に人気の日本食は、さまざまな国で親しまれています。イスラエルから初めて日本を訪れている新婚夫婦も、日本食を母国で食べたことがあるそう。ただ、“本場の味”には衝撃を受けていました。なかでも寿司には感動したそうですが、あるものと混同したといいます。いったい、何と間違っていたのでしょうか。
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新婚旅行の計画を変更して訪れた日本
新婚旅行で初めて日本を訪れている、イスラエル人のヨナサンさんとリダさん。2週間の滞在予定で、大阪や京都、奈良、東京をめぐっています。
実は、タイとベトナムに2か月滞在し、その後は帰国する予定でした。しかし、そこから急遽、日本へ足を延ばすことになったそう。
「帰りたくなくて(笑)。予定にはなかったんですが、ふたりとも日本には行ったことがなく、行きたい場所のひとつだったんです。それでハネムーンを2週間延長して、日本に来ました」
予定を変更して訪れた日本ですが、さまざまな観光地を満喫している様子でした。
イスラエルで食べたものとは異なる“本場”の日本食
観光を楽しむなか、ふたりは日本食も堪能。母国でも食べられるものはあるようですが、日本の味に魅了された様子です。
「日本といえば、日本食! ラーメン、寿司、天ぷら、焼き鳥、焼き肉などを食べました。イスラエルにもあるし、食べたこともあるのですが、どれも初めて食べたように感じました」
定番の人気グルメを楽しむなか、リダさんがとくに感動を覚えたのは寿司だそう。ふたりは比較的リーズナブルな回転寿司店を選択したそうですが、それでも「質が全然違います」と感激していました。
急に決めた日本旅行だっただけに、下調べもあまりしていなかったためか、ふたりは寿司とある食べ物を混同していました。
「おにぎりはまだ試してないんですが、寿司はもう食べたし、同じなのかなって。違う食べ物なんですか?」
もともと寿司は保存食として、おにぎりは携行食として親しまれてきたといわれています。日本人なら味や見た目の違いがはっきりわかりますが、両方とも米、具材、海苔の組み合わせのためか、外国人にとっては違いがわかりにくいようです。
「違うのであれば、ふたりで1個食べてみようかな」とリダさん。使う食材は似ていますが、味も見た目も異なる日本ならではのメニューを楽しんで帰ってほしいですね。
(Hint-Pot編集部)