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カルチャー

「あり得ないかな」 オーストラリア人が日本の電車内や街中で驚き 母国では考えられない日本人の行動とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

オーストラリア人の(左から)フィンさんとエブリィさん【写真:Hint-Pot編集部】
オーストラリア人の(左から)フィンさんとエブリィさん【写真:Hint-Pot編集部】

 海外旅行先で、必ずといっていいほど経験するのがカルチャーショック。初めて日本へやってきたオーストラリア人一家は、滞在中に母国との違いに驚いたことがあるそう。それはいったい、どんな違いだったのでしょうか。

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家族旅行 周囲のすすめで初訪日

 オーストラリア最大の都市・シドニーから訪日した、フィンさんとエブリィさん。ふたりはきょうだいで、家族4人での旅行です。全員、日本へ来るのは初めて。2週間滞在し、大阪や京都、長野、東京を観光する計画です。

「初めて体験することも多いので新鮮です」

 フィンさんによると、オーストラリアでは旅行先として日本が人気で、周囲でも『日本は良かった』と評価する声が多いのだとか。家族の中でも意見が割れることなく、今回の日本行きが決まったそうです。

 日本でとくに印象に残っていることを聞いてみると、大阪の話に花が咲きました。「大阪城も良かったし、学問の神社といわれている大阪天満宮にも行きましたよ! 手を清めてからお祈りして、最後におみくじもひきました」と、フィンさんは満足げに話します。

オーストラリアとの違いに驚き

 また、驚いたこともありました。

「お店での注文も、コンビニエンスストアでの支払いも、たくさんある自販機も、日本の日常には機械がすごく溶け込んでいるなと思いました。でも、だからなのか電車でも街中でも、みんなスマートフォンに目がいっていますよね。僕たちも見ますが、みんながみんなスマホを見ていることはあり得ないかな……と」

 そう話してくれたのは、フィンさん。日本ではさまざまな場所でスマート化が進んでおり、そのハイテクさと利便性の高さに感激した様子。その一方で、いつでもどこでもスマホを触る日本人を見かけ、特異なことに感じたようです。

 また、エブリィさんは、母国との違いに圧倒されたことについて話してくれました。

「私は人の多さですね(笑)。オーストラリアと比べると、どうやって歩いていいか戸惑うくらい人が多いなと」

 統計局によると、日本の総人口は2025年1月時点の概算値で約1億2359万人。日本は、オーストラリアの約20分の1の面積でありながら、人口は約6倍です。とくに、都市部であるほどその人口密度の濃さは顕著になるため、エブリィさんも驚きを隠せなかったのかもしれません。

 日本を満喫している様子の、フィンさんとエブリィさん。残りの滞在でも、日本とオーストラリアの文化の違いを楽しんでほしいですね。

(Hint-Pot編集部)