ねことの暮らしのなかで、思いがけない遊びが生まれることもあります。X（ツイッター）では、飼い主さんとねこが繰り広げる“接待かくれんぼ”が話題に。バスタブに隠れてこちらをじっと見つめるねこに、5.9万件もの“いいね”が集まっています。詳しいお話を伺いました。

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「ねこいないな～」と探すふり　お風呂場でかくれんぼ

「ねこを見つけられない演技力が試される“接待かくれんぼ”」

　そんなコメントとともに投稿された写真には、お風呂場が写っています。バスタブは水が抜かれた状態で、よく見るとフチからはかわいい耳が。

　左目も見えており、ねこはじっとこちらを見つめている様子。まるで「気づかれていないよね……」と確認しているような表情です。

　投稿には5.9万件もの“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「楽しそう」「目合ってるでしょwwwww」「あれえ？　どこだろうー？（棒）」「ネーミングセンス最高ですね　“接待かくれんぼ”してみたいです」「見っけニャ！」と、多くのコメントが寄せられました。

突然始まる“接待かくれんぼ”

　話題になったのは、元保護ねこで7歳の女の子「つくね」ちゃん。“接待かくれんぼ”が始まったのは、ビニール袋をドリブルして遊んでいたときだといいます。

　遊んだきり戻ってこなくなったため、飼い主さんが様子を見にいくと、バスタブに飛び込む後ろ姿が目に入りました。そこで、「ねこいないな～」と言いながら撮影したそうです。

　見つかったあと、つくねちゃんは「私がバスタブに背中を向けた瞬間に飛び出てきて、お気に入りの紙袋に隠れ直し」たといいます。

　飼い主さんによると“接待かくれんぼ”は、トイレ後のハイダッシュや、目の前のダンボール箱に飛び込むことでスタートすることが多いそうです。

　探すふりや見つけるふりをしている間、つくねちゃんはどんな心境なのか想像してもらうと、「『気づかなくてウケる（笑）』とか思っているかもしれません」と笑う飼い主さん。飼い主さんが一生懸命“演技”をしているとは、つくねちゃんは夢にも思っていないかもしれませんね。

　そんなつくねちゃんとのコミュニケーションは、“接待かくれんぼ”にとどまりません。窓掃除や、入浴ついでに掃除をするときには、反対側をこすって“お手伝い”をするのが恒例なのだとか。つくねちゃんと飼い主さんの仲睦まじい関係に、ほっこりさせられます。

　これからも、つくねちゃんとの楽しい日常を見せてくれるのが楽しみですね。

○取材協力：猫目（@nekomeyome）さん

（Hint-Pot編集部）