ねこは、狭いところに無理やり入ったり、机で作業していると邪魔をしてきたり、気まぐれな行動を取ることが多いですよね。X（ツイッター）では、飼い主さんが新聞を持ってくると必ず上に乗りにくる「世界一新聞が好きなねこ」が話題に。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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新聞に乗り続けるねこが話題

「慌てないでくださいまろさん……。まだ新聞を開いていません」

　そんなコメントとともに投稿された動画には、新聞紙へ一目散に駆け寄るキジトラねこが映っています。新聞の上にゴロンとなり、背中をスリスリ。

　飼い主さんが新聞をめくろうとするも、ねこが乗り、なかなか開くことができません。隙を見て、飼い主さんが新聞を開くと、すぐさま上に乗って背中をスリスリ。なんだかとても気持ち良さそうです。

　リプライ（返信）には「雨気だから湿気を除去ニャー」「邪魔するぜ」など、さまざまなコメントが寄せられています。投稿のハッシュタグには、「#新聞猫」「#995日」の文字が。なんと995日連続で、飼い主さんが新聞を読むのを妨害しにきているというから驚きです。

新聞に乗り続けてまもなく1000日を迎えるマロンちゃん

「#新聞猫」の異名を持つ、おてんば娘の元保護ねこ「マロン」ちゃん。福岡県の大橋駅にある飲食店裏で生まれて保護され、縁あって飼い主さんのおうちへお迎えされました。そんなマロンちゃんの日課は、「新聞の上に乗ること」です。

「私が朝、新聞をポストから取ってきて広げた瞬間にやってきます。初めて新聞に乗ったときは、ちょこんと座っている感じでしたが、今はグルングルンと回転し大技を決め、私が新聞を読むのを邪魔してきます（笑）。朝、新聞を広げられないときも、夜に広げるとやってきます」

　新聞の上に乗るのは、マロンちゃんが多いようですが、同居している元保護ねこで2歳の「ラルフ」くんもときどき乗りに来ることがあるそう。飼い主さんは、そんな姿を見て「新聞ねこ師弟関係」だと思っているのだとか。ちなみに、一番年上で4歳の元保護ねこの「レオ」くんは、そうした行動はしません。

「ほぼ毎日休まず新聞にやってくるマロンは、本当に『世界一新聞が好きなねこ』なのではないかなと思います。エビデンスとして、Xに投稿していた写真もあるので、ギネス世界記録申請にも挑戦できればと。1000日を迎えたら、お祝いとしてみんなでごちそうを食べたいです。また、記念動画やイラストを子どもに作ってもらおうと計画しています」

　飼い主さんは、マロンちゃんが新聞の上に乗る動画や写真をアップし続け、もうすぐ1000日を迎えるそうです。楽しみにしているフォロワーさんもたくさんいます。偉大な記録に向けて、頑張れ！　マロンちゃん。

○取材協力：れおまろ（@leomaro315）さん

（Hint-Pot編集部）