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「日本人と結婚すると思っていた」 中村江里子さんのフランス生活に羨望の声 「一生忘れない」思い出とは
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生まれ育った国を離れ、海外で新しい生活を始めるのに、不安な気持ちになる人もいるでしょう。ただ、慣れてくると自然と前向きな気持ちになり、楽しむことができるようです。フランス・パリでの暮らしぶりを発信している、フリーアナウンサーの中村江里子さん。自身のYouTubeチャンネル「中村江里子のフランス暮らし」で、フランスでの生活で起きた、素敵な出来事について明かしています。
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「おもしろそうかなっていう本当に軽いノリで来た」
2001年に、フランス人実業家のシャルル・エドゥアール・バルトさんと結婚した中村さん。結婚する前、シャルルさんが東京に住んでおり、「もうフランスに戻らなきゃいけなくなっちゃった 一緒に来る?」と言われたのをきっかけに、中村さんは渡仏を決意したそう。
「たまたま、まったく夫のことと関係なく会社を退社していて、行ってみてもいいかもって、ちょっとおもしろそうかなっていう本当に軽いノリで来た」と当時を振り返ります。
フランスは大好きだったものの、「住むとかフランス人と結婚するなんていうのもゼロ。日本人と結婚すると思っていたし、ゼロの中でのスタートでした」と笑う中村さん。フランスでの暮らしで、日本にいたときと変化したこともあったといいます。
「自分の意見をあまり言うタイプじゃなかった」という中村さんですが、「こちらに来てからは自分の意見を言わなきゃいけないし、黙っていると何も考えてない人みたいに思われるから」と、積極的に自分の考えを話すようになったそう。「自分でもずいぶんしゃべるようになったなっていうか、思ったことは口にするようになったと思います」と、自身の変化をポジティブにとらえているようです。
パリでのなにげない日常で起きた素敵な出来事
こうして前向きな姿勢で日々を過ごすなか、素敵な出来事も。ある日、買い物袋をたくさん持って歩いていたら、「マダム手伝いますよ! そこに住んでいるんでしょう?」と1人の男性に声をかけられたそう。
実は、その男性は中村さんの家の近くで働いていて、「この通りに通勤するようになってから会社に来る楽しみが増えました。あなたのおかげで」と、秘めていた思いを中村さんに打ち明けました。
「『あなたいつも楽しそうに歩いていて、それを見ているのが楽しくてありがとう』って言われて」と、そのときのことをうれしそうに振り返る中村さん。「でもそれだけなの。じゃあ電話番号とかじゃあお茶をとかじゃなくて、ナンパじゃないけれども、私たぶんこれ一生忘れないと思って」と、日常のなにげない出会いが、今でも大切な思い出として残っているようです。
また、別の日には、スーパーマーケットの配達員から「あなたはとてもエレガントでした。もし今度ひとりでお酒を飲むようなことがあって、誰か相手が欲しいと思ったら呼んでください。僕いつでも来ますよ」と言われたこともあったそう。その男性から誘われたのは1回きりでしたが、「すごくうれしいなって」と、男性の気持ちを素直に受け取っていました。
フランスでの生活について、明るく楽しそうに話す中村さんに、コメント欄には「男性からのなにげないアプローチとても粋です。素敵なパリジャンですね」「江里子さん美人で凛としていらっしゃるからパリでもお声をかけられるでしょう」「江里子さんを見ていると『前向き』『ポジティブ』の言葉が浮かんできます」「素敵なお話ありがとうございました」といった声が上がっています。
(Hint-Pot編集部)