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「大きくて圧倒されました」 メキシコ人が度肝を抜かれた “ラスボス”とSNSで話題の建造物とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

アメリカから来たメキシコ人の(左から)クリスティーナさんとホルヘさん【写真:Hint-Pot編集部】
アメリカから来たメキシコ人の(左から)クリスティーナさんとホルヘさん【写真:Hint-Pot編集部】

 美しく雄大な自然から、最新カルチャーを楽しめる都市まで、多くの見どころがある日本。訪日リピーターだというアメリカ在住のメキシコ人に、とくに印象的だった場所を聞いたところ、あまりの大きさに圧倒された巨大建造物があるそうです。いったいどんな場所を訪れたのでしょうか。

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前回の旅行で日本の「すべてが気に入りました」

 メキシコ出身で、現在はアメリカに住んでいるクリスティーナさんとホルヘさん。10日間滞在し、姫路や大阪、奈良、京都、東京、鎌倉、仙台の7都市をめぐります。

 実は日本へ来るのは2度目だというふたり。2023年10月に初めて訪日して以来、「日本にまた帰ってきたい」と思い続けていたそうです。「前回の旅行で日本の文化、人、食べ物、すべてが気に入りました。昨年、シェルターから引き取った愛犬にも、サクラと名づけたくらいです」と、クリスティーナさんはいいます。

 一方、ホルヘさんは、「神社など伝統的な建築物がしっかり残っていて、高層ビル群とも共存していて素晴らしいですね。文化とテクノロジーも共存している。アメリカもメキシコも、昔から残っている歴史的建造物というと実は多くはありません。僕たちからしたら、日本はもう別世界です」と教えてくれました。

巨大な観音像に圧倒されたホルヘさん

 今回の旅でも、さまざまな建造物を観て回ったふたり。ホルヘさんの心に、とくに残っているのは、宮城県仙台市郊外にある「仙台大観音」でした。

「仙台の大観音はすごかったですね。大きくて圧倒されました」

 観音像としては日本一の大きさを誇り、高さは約100メートルにもなります。最上階に登れば、展望窓から仙台市内を一望することも可能です。SNSでは、“ラスボス”と話題になるほどの存在感に、ホルヘさんも驚きました。

「それから、今回の旅で初めて日本のお城を見ました。姫路城は行って本当に良かったです。建物ももちろん素晴らしいですが、あの状態がずっと保たれていることにも感心しました」

 2度目の日本も、たっぷり満喫している様子。心行くまで楽しんでから帰国してほしいですね。

(Hint-Pot編集部)