多彩な料理を楽しむことができる日本。おいしいものばかりで、目移りしてしまうほどです。YouTubeチャンネル「LTブログ」が人気のレナさんは、ドイツ人の両親を連れて、日本の有名すき焼き店へ。両親はそのおいしさに魅了されるも、しゃぶしゃぶとどちらが好きか質問されると、迷ってしまったようです。さらに、おいしい和牛をさまざま食べたことで「ドイツでは食べられない」と思うようになったものも。いったい、どんな料理の虜になったのでしょうか。

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「信じられないかもしれないけど」と生卵のおいしさに驚き

　ドイツ人の両親にいろいろな日本食を体験してもらおうと、昨年ふたりが来日した際に、たくさんの飲食店へと案内したレナさん。しゃぶしゃぶを食べてからすき焼きも食べてみたくなったという両親を連れて、すき焼きの有名店へ行くことにしました。

　店へ向かいながら、「食べたことはないけど、何十年も前からすき焼きのことは知っていたよ」と笑顔を浮かべるお父さん。「念願のすき焼きが食べられるよ」と、お母さんも心を躍らせます。

　コースが始まると、まずは薄く引いたわりしたに絡めるように、さっと火を通した霜降りの和牛肉が提供されました。「肉を卵によく浸してから食べるんだよ」というレナさんの説明を聞きながら、肉を口に運ぶふたり。感想を聞かれると、お母さんは「本当においしい」と感激し、お父さんも満足げです。

　ドイツで卵の生食は一般的ではありませんが、具材にたっぷりと生卵を絡めて堪能。お父さんは「非常においしいね」と感慨深げにつぶやきます。さらに、お母さんも「信じられないかもしれないけど、生卵を入れるととてもおいしいんだよ」と、その驚きを語りました。

「すき焼きとしゃぶしゃぶはどちらがおいしい？」の難問に両親の答えは…

　実は、この動画を撮影する少し前に、第1子妊娠が判明したレナさん。生卵を避けるため、この日はひとりだけ佐賀牛のステーキを食べることにしました。

　すると、おいしそうに食べるレナさんを見て、お母さんはひと切れもらうことに。夫のタカさんも横からつまみ食いします。せっかくなのでお父さんにも食べてもらうと、「非常に良い味だよ。とてもやわらかいね」と、すき焼きに負けず劣らず絶品だったようです。

　すき焼きについて、肉も野菜もおいしかったと両親は大絶賛。すると、レナさんが「すき焼きとしゃぶしゃぶはどちらがおいしい？」と、日本人でも意見が割れる難しい質問を投げかけました。

　あまりの難問に顔をしかめる両親。お父さんは悩みつつも「すき焼きのほうが僅差で勝利かな」と答えます。一方、お母さんはしゃぶしゃぶをチョイス。レナさんもしゃぶしゃぶ派で、タカさんはすき焼き派と、意見が真っ二つに割れました。「どちらが好きかを決めたくないよ」というほど、両親は日本で代表的な2つの鍋料理の虜になったようです。

　そんな会話の途中で、「ステーキもおいしそうだね」とジョークを言ったお母さん。レナさんからもらったステーキの味も、とても印象に残ったようです。すると、お父さんは「本当にうらやましいよ。今までに行ったステーキレストランではこんなにおいしくなかったよ」と言い、「もうドイツではステーキを食べられない」と嘆くのでした。

　今回も日本の料理をとてもおいしそうに味わった両親。投稿のコメント欄には、「ご両親、日本を満喫している様子うれしい」「日本に来て食の世界が広がったでしょう」「これだけおいしいものを食べ続けるとドイツに帰ってからの食生活が大変そう」などの声が寄せられています。

（Hint-Pot編集部）