どうぶつ
「なんか騙したみたいで本当にごめん」 柴犬がまさかの勘違い 車中で震えた理由にエール殺到
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4~6月は狂犬病予防注射月間。動物病院へ注射を受けに行くいぬが多い季節ですが、病院が苦手な子は少なくありません。X(ツイッター)では、楽しい場所へのドライブだと思っていたら、目的地がまさかの動物病院だったことに困惑を隠せない柴犬が注目を集めています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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もしかして騙された…? 困惑の柴犬
「病院まで車で行ったから嘘ついたわけじゃないけど、なんか騙したみたいで本当にごめん」
そんなコメントが添えられた動画には、1匹の柴犬が映っています。カメラを持つ飼い主さんをちらりと見ると、途端にガタガタと震え出しました。そして周囲をきょろきょろ……落ち着かない様子です。
投稿には、「#狂犬病予防接種」「#ドライブって言ったじゃないですか」のハッシュタグが。これから楽しいお出かけが始まると、信じて疑わなかったのでしょう。「騙された……」と言いたげな表情です。
この投稿には、なんと5.7万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「お注射怖いよね」「怖いんですね 小次郎さんには申し訳ないですが、震えるおみみが、かわいすぎです」「ああ……めちゃ震えてますね チクンって痛いかもだけど少しの我慢だから頑張れ!!」などの声が寄せられています。
注射よりも苦手なものは? 帰り道は爽快ドライブ

震えていたのは、5歳の柴犬「小次郎」くん。いぬよりも人が大好きで、マイペースな性格の男の子です。柴犬の平均的な体重である8~12キロに対し、小次郎くんは7キロと、少々小さめのボディが魅力的。
飼い主さんによると、狂犬病の予防接種とフィラリア検査のために、毎年4月に動物病院へ行くそうです。しかし、小次郎くんは爪切りと肛門腺絞りが苦手。話題の動画が撮影された日も、病院に到着した途端、ガタガタと震え出してしまいました。
「受付から待合室に行くにつれて、震えが大きくなりました。ただ、もともとそんなに取り乱すほうではないので、動画を撮ったあとは抱き上げて、背中やお腹のあたりを優しく撫でてあげました。そうすると、自然と落ち着いてくれます」
爪切りが終わると、それまでの震えが嘘のようにおとなしくなったという小次郎くん。帰り道はドライブを楽しんだそうですよ。
○取材協力:チビ柴小次郎(@shibakojiro)さん
(Hint-Pot編集部)