どうぶつ
世界で1匹!? 動物病院でオープン待ちをする柴犬 理由に「なんて尊い」
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大好きな動物病院の先生に会いたくて、朝の散歩中に病院前までやってきた柴犬。満面の笑顔を浮かべながら、自動ドアが開くのを待っていました。しかし、このときはまだ診察時間前。中へ入ることができないと察し、がっかりした様子で病院を後にしました。その切ない様子がX(ツイッター)に投稿されると、たちまち話題に。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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朝散歩で“推し活”するむぎまるくん 動物病院の先生を訪ねる姿にキュン
「今朝の光景。先生が好きすぎて、散歩中に動物病院まで引っ張って来てオープン待ちする柴犬は世界でもむぎまるだけだろう」
そんなコメントが添えられた動画に登場するのは、柴犬の男の子で2歳の「むぎまる」くんです。むぎまるくんは、動物病院の先生のことが大好き。動画が撮影された日の朝、飼い主さんと散歩に出かけると、病院のほうへ行こうとぐいぐいとリードを引っ張りました。
そうして病院の前までやってきたむぎまるくんは、ガラス扉の前で静止。先生に会えることを期待して、満面の笑顔を浮かべながら待っていました。ところが、病院はまだ診察時間前で扉も開きません。先生に会えないと察したむぎまるくんは、肩を落として来た道を戻りました。
飼い主さんがこの一部始終を収めた動画をXで公開すると、6000件以上の“いいね“が。リプライ(返信)には「本当好きなのが伝わります」「行列のできる獣医さんですね」「なんて尊いんだ……」「ドリトル先生でもいるのかな? 健気なわんちゃんですね」などの声が上がり、先生のことが大好きなむぎまるくんの行動にキュンとする人が続出しました。
むぎまるくんが先生のことを好きになったきっかけは?
病院の先生のことが大好きなむぎまるくんのために、飼い主さんはお散歩コースを調整。最近は病院の前を通るコースでお散歩を楽しんでいます。
「近くの交差点から病院までは200メートル以上の距離がありますが、むぎまるはリードを引っ張り続けます。仕方がないので、病院の前を通る散歩コースを作りました。本人としては、病院の前に来るだけで満足感があるみたいです。会えなければ諦めがつくのか、リードを軽く引っ張れば動いてくれます」
この動物病院は、むぎまるくんが子いぬの頃から通っている病院。診察を受けるときは、先生からたくさん褒めてもらえるそうです。注射のあとにはおやつをもらうことも。むぎまるくんにとって、先生との思い出はうれしいことばかりのようです。
先生からたくさん褒めてもらえるのは、むぎまるくんがお利口にできるからこそ。今回は残念ながら先生に会うことはできませんでしたが、いつかお散歩中に先生と会えるといいですね。
○取材協力:柴犬勇者むぎまる(2歳LV27)(@shibayuusha)さん
(Hint-Pot編集部)