訪日外国人から、味や接客レベル、コスパの高さなど、多くの要素が称賛される日本の飲食店。海外進出しているチェーン店もあり、世界で人気を博しています。フランス人YouTuberのオレリアン・プダさんは、フランス人の友人で俳優のロバさんと一緒に、日本食のファストフード店へ。日本人が慣れ親しんだ味を称賛する姿に、驚きの声が上がっています。

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「自分でカスタマイズできるのがおもしろい」

　オレリアンさんがロバさんとともに訪れたのは、大手牛丼チェーン・吉野家。自身は初体験ですが、妻のことみさんが吉野家のファンだと明かします。

　メニューのタッチパネルを見て、豊富なメニューに迷ったふたりは、店員さんにおすすめを確認。「つゆだく」などが選べることに、「自分でカスタマイズできるのがおもしろい」と感心します。

　悩んだ末にロバさんは、牛丼並盛のつゆだくと、店員さんおすすめのから揚げをオーダー。オレリアンさんは、ねぎ玉牛丼とから揚げを選びました。

　料理を待つ間、ロバさんはにぎわう店の様子に「日本人は、子どもの頃から慣れ親しんだ料理を手頃な価格で食べられるから……」と言い、気軽に立ち寄れる環境がとてもうらやましいと話します。

　メニューを見て「590円はかなり安い！」と、牛丼並盛の価格に驚くオレリアンさん。「約600円で食事ができるのは、すごくお得じゃない？　フランスで、600円で何が買えるだろう……」と、すぐには思い浮かばない様子でした。

「おいしさに気を取られすぎた！」

　それぞれの料理が運ばれてくると、目を輝かせるふたり。お盆に並んだ様子から、「給食みたいじゃない？」と盛り上がります。さっそくお肉を口に入れると、「とてもおいしい！」「タマネギがいい役割をしている」「口の中でとろけるね」と称賛が止まりません。

　オレリアンさんが「ごはんとすごく合うね！」と言うと、ロバさんも同意。「こういう料理ってさ、ごはんが立派な食材のひとつなんだって思い知らされるよね。お米がすごく重要」と、熱く語りました。

　夢中になるあまり、ねぎ玉牛丼のネギをトッピングし忘れていることに気づかずにいたオレリアンさん。「おいしさに気を取られすぎた！」と慌てましたが、ネギを入れると「最高だ！」とガッツポーズしました。

　ビールを飲みながら、牛丼やから揚げをしっかり堪能したふたりですが、「カレーがおいしくないわけがない！」と好奇心が抑えられず、期間限定の「牛魯珈（ろか）カレー」を追加オーダーします。

　スパイスの香りに食欲を刺激され、ロバさんは「これまで嗅いだなかで一番香り高いカレーじゃない？」と興奮。「どうしてこんなにおいしいの!?」「ここカレー屋さんじゃないよね!?」と笑顔で驚きながら、完食しました。

　コメント欄には「食にうるさいフランス人がここまで絶賛するなんて……。俺ら日本人はこのスタンダードにまったく気がついていないのか？」「こういうシンプルで安い料理だからこそ『米』が大事なんですよね」「フランス人の食レポヤベえええ」などの声が寄せられています。

（Hint-Pot編集部）