どうぶつ
「予想より何十倍も」「思ったより『ペー』」 ユニークな声で鳴く小鳥にネット騒然…飼い主も疑問
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小鳥の鳴き声といえば「チュンチュン」や「ピヨピヨ」が定番ですが、ユニークな鳴き方をする子もいます。X(ツイッター)では、「ペー」と鳴くキンカチョウが大きな話題に。想像しているよりもずっと「ペー」と聞こえる鳴き声に、多くの人が驚いています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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ユニークな鳴き声に注目
「“もちもち”されて『ペー』って言う鳥」
そんなコメントが添えられた動画には、飼い主さんの手のひらに包み込まれる小鳥が映っています。
小鳥の背中を優しくトントンと叩くように、飼い主さんがニギニギ……。しばらくすると、小鳥はくちばしを閉じたまま鳴き声を出しました。
「ペー」
はっきり「ペー」と聞こえます。飼い主さんがそのまま動きを続けると、小鳥は「ペー」と鳴いて、手のひらから飛び去ってしまいました。
この投稿は、3万件を超える“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「かわいすぎる」「思いのほか『ペー』だった」「思ったより『ペー』でかわいい」「鳥が『ペー』なんて言わないでしょw って思いながら見てたら予想より何十倍も『ペー』そのものでひっくり返った」「想像の10倍くらい『ペー』だった」など、驚きの声であふれています。
雪茶ちゃんの個性あふれる「ペー」に癒やされる日常

ユニークな鳴き声が話題になった小鳥は、2歳半の女の子「雪茶」ちゃん。雪のように真っ白な羽と、飼い主さんが好きなお茶の名前が、美しいお名前の由来です。
雪茶ちゃんは文鳥に似ていますが、実はキンカチョウ(ジュウシマツの一種)という種類。キンカチョウは独特な鳴き声を持つ鳥で、雪茶ちゃんの場合はとくに低めのハスキーボイスが魅力なのだとか。
雪茶ちゃんの前にも、キンカチョウと暮らしていたという飼い主さん。先代が亡くなってしまった際、友人から雪茶ちゃんを贈られ、新しい家族として迎えたそうです。現在は文鳥1羽、ジュウシマツ5羽と一緒に暮らしており、にぎやかな“鳥さんファミリー”の一員として日々を過ごしています。
「性格は内弁慶で、穏やかな鳥のジュウシマツに対してよくけんかを売っています……。けれど、たまにやり返されてビビって……の繰り返しです。コミュ症タイプの子で、仲良くなろうと近づくのですが、距離の詰め方がおかしくて1羽浮いています。かわいいです」
雪茶ちゃんの「ペー」という鳴き声の意味については、飼い主さんも「この撫でられているときの『ペー』は、正直なんなのか……」と、首をかしげています。
動画の撮影後、雪茶ちゃんはケージに戻されることを察知。「おうちに帰されるのを悟って、帰りたくない! 遊びたいー! とダッシュで逃げていきました」と、飼い主さんは振り返ります。“もちもち”されるのが気持ち良かったのか、もっと遊んでいたかったのか、雪茶ちゃんなりの気持ちの表れだったのかもしれませんね。
○取材協力:かなめ@siri 梵くら(@sanbusho_cafe)さん
(Hint-Pot編集部)