多くの訪日外国人が、日本のグルメに心を躍らせています。とくに、日本人にとっては食べ慣れた一品でも、思いがけない感動を覚えることもあるようです。スペイン北部から初めて日本を訪れたカップルは、日本での食体験が忘れられないものになったといいます。彼らが驚いた食べ物とは、なんだったのでしょうか。

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スペインから22日間のハネムーン　「来たいと思っていた」

　ハネムーンのため、スペイン北部ガリシア州からやってきたミケルさんとテレサさん。ふたりが日本を訪れるのは初めてだそう。22日間の滞在を予定し、大阪を皮切りに京都、姫路、広島、東京などの都市をめぐる計画です。

「何年か前から来たいと思っていたんだよね」と、数年越しの夢が叶ったと語るテレサさん。仕事の都合でなかなか長期休暇が取れなかったふたりにとって、今回のハネムーンは「最高のタイミングだよ」と、ミケルさんは満面の笑みを浮かべます。

　テレサさんが日本でとくに楽しみにしているのは、食べ物だといいます。一方、ミケルさんは「食べ物や文化もそうだけど、日常のような生活を楽しみたいなと思っている。なるべくいろんな経験ができるといいな」と教えてくれました。

日本のある食べ物に覚えた驚きと感動

　そんなふたりが、とくに印象に残ったと話すのは、日本のコンビニエンスストアのグルメでした。

「おにぎりと卵サンドがとてもおいしかった！」とテレサさんがうれしそうに振り返ると、ミケルさんもこれに同調します。

「卵サンドはSNSとかでとてもおいしいって有名だよね。正直、信じてなかったんだ。おいしいわけないって。だけど、初めて食べて感動したよ。本当においしんだって！　スペインにはこんなふわふわなパン、ないからね」

　日本ならではのやわらかなふわふわの食パンに、マヨネーズで和えた卵の具を挟んだサンドイッチは、訪日外国人に大人気。リーズナブルで手軽に買えるのに、味もとてもおいしいと、とくにコンビニの商品はSNS上でも人気を博しています。

　日本人がなにげなく食べているコンビニグルメも、ふたりにとっては驚きだったよう。思い出に残るハネムーンにしてほしいですね。

（Hint-Pot編集部）