相手の反応に一喜一憂する片思い。楽しいことがある反面、思いを告げられない苦しさや悩みも多くあります。YouTubeチャンネル「ハロー！ミキティ」で、チャンネル視聴者の悩みに答える「ミキティ人生相談」が大人気のタレント・藤本美貴さん。同僚への片思いに悩む女性へのアドバイスが、反響を呼んでいます。

　◇　◇　◇

「良い感じでは」と思っていた仲良しの同僚に恋人が

　相談者は30代の女性。同じ会社で長年仲良くしてきた同僚と、1年ほど前から距離が縮まり半年ほど片思いをしています。2か月前にふたりで食事に行き、連日のように連絡を取り合うなど「良い感じでは」と思っていたそう。しかし、最近になって彼女がいると知りました。

　その後も食事に誘われ、恋人に嫌な思いをさせるのでは？　と確認すると、彼女も了承済みとのこと。好きな気持ちは消えず、連絡や食事の誘いを受けたい気持ちはありますが、略奪して恋人を傷つけるようなことはしたくないといった思いが強くあるようです。

　誠実にクリーンに生きたいという気持ちや、彼への思いのなか、諦める努力をすべきか悩み、藤本さんに意見を求めました。

「これが既婚者とかだったら…」

「これはどうなの？」と少し迷う様子を見せた藤本さん。「彼女のことを思ったら、かわいそうだけど別に今まだ彼女のものでもないから、別に頑張って取っても良いんじゃないの？」と、相談者さんの恋心をあと押しします。

　恋人がいるからと身を引こうとすることに「誠実と自分の幸せは別ですから」ときっぱり。しかし、「結婚したらね。誠実でいてほしいなとか思う」「これが既婚者とかだったら、やめときなよって思うよ」と線を引くべき点はあるといいます。

　思いを叶えたいと行動することを徒競走にたとえ、結婚しているのであれば「順位決まっている」と表現。ただ、交際中といった段階なら、状況は違うと藤本さんは見解を示しました。

「普通の男と女でしかないから。それを誰が一着を取るかっていうだけですから、一着を取るために走るっていうのは、私は大事かなと思う」

　ただし、相手の男性に対して「彼女がいるわけだからさ、本来は『いや、俺彼女いるから』とアピールされても『違うよ』って言わなきゃいけないんだけど」と藤本さん。彼女がいるのに別の女性と仲良くなる様子に「付き合っても、この人なんかふわふわするんだろうなって、ちょっと私は思っちゃうところはあるよね」と懸念を示しつつ、相談者さんにエールを送りました。

　動画のコメント欄には、「本当にその通り。結婚をしていないってことは何の保証もないってことなんだよ」「遊んでいた人に彼女がいることがわかって、結果略奪したものの、次の子に私も略奪されました」「決めるのは結局向こうだからね。二股キープとかだけされないように気をつけて走り出して良いんじゃないかなと思う」など、さまざまな声が寄せられています。

（Hint-Pot編集部）