どうぶつ
「そろそろ切らせていただけないでしょうか?」 美しすぎるねこの爪に反響 「刺さったら痛いやつ…」「ねこの姿をしたドラゴン」
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ねこは甘えん坊な一面を持ちながら、ときに鋭い爪を見せることもあります。X(ツイッター)では、まるで「ヒガンバナ」のように美しく伸びた爪を持つねこが、注目を浴びています。愛らしい表情と鋭い爪のギャップに、目を奪われる人が続出。投稿について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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「見てる分には本当に美しい爪なんですけどね…」
「非常にかわいいところ申し訳ありませんが、ヒガンバナみたいなその爪をそろそろ切らせていただけないでしょうか?」
そんなコメントとともに投稿された写真には、リラックスして爪とぎの上に横たわる茶トラのねこが写っています。飼い主さんの手を片方の前足でぎゅっと掴んでいますが、問題はもう片方の前足。足の裏を上にした状態で、鋭く伸びた爪をしっかりと見せています。
甘えるような表情や、離れないでと言わんばかりにぎゅっと飼い主さんを掴む姿は愛らしいのですが、その爪の鋭さに驚愕。「美しい花にはトゲがある」ということわざがぴったりです。
投稿、はXで3.9万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「見てる分には本当に美しい爪なんですけどね……」「命を刈り取る形……」「ねこの姿をしたドラゴンですか」「これは攻撃力高そう……」など、多くの声が寄せられています。
「ヒガンバナ」のように美しく鋭い、桜子ちゃんの爪

鋭い爪を披露したのは、4歳の元保護ねこ「桜子」ちゃん。甘えん坊で、寂しがり屋な女の子で、白靴下を履いたような白い“おてて”が特徴です。
飼い主さんによると、今回の写真はたまたま撮れたものだそう。写真をあとから見返した際、鋭すぎる爪に気づき、投稿したといいます。
ねこの爪は、定期的に切ってあげることが大切です。とがった爪だと人などを傷つけるだけでなく、カーペットなどに引っかかって、ねこ自身がけがをする可能性も。しかし、爪切りが苦手なねこが多く、苦労している飼い主さんも少なくありません。桜子ちゃんも例外ではなく、飼い主さんはさまざまな工夫をしているようです。
「普段は、寝転んでリラックスしているときや寝起きに、素早く切るような感じです。寝転んでいても、爪を切ろうとするとすぐに逃げ出すことが多いので、なかなか切れません。洗濯ネットを使うなど、いろいろ試しているのですが、失敗ばかりです」
ちなみに、写真を撮ったあと、飼い主さんは爪切りに挑戦したそう。
「うとうとしているところを狙って、なんとか9割方、切ることができました(笑)。かなり嫌がられてめちゃくちゃ鳴いていたので、終わってからおやつをあげました」
爪を切って、ますます飼い主さんに甘えやすくなった桜子ちゃん。たっぷりの愛情を受けて、のびのびと暮らしてくださいね。
○取材協力:【SUCCEED猫】桜子(@SUCCEED30327137)さん
(Hint-Pot編集部)