暗い夜道での散歩は、危険がいっぱい。歩行者やドライバーに見えるよう、愛犬に光る首輪をつけている飼い主さんもいるでしょう。X（ツイッター）では、そんな光る首輪をつけたポメラニアンに注目が集まっています。いつも以上に幻想的な光を放っていたようで、なんと3万件を超える“いいね”が。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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夜道で幻想的なグラデーションの光を放つポメラニアン

「いぬ、今日は一段と幻想的な光を放っていました」

　そんなコメントとともに投稿された写真には、夜道を散歩する白いポメラニアンが写っています。安全のため、光る首輪を装着しているようです。首元からは、紫や緑、青といったやわらかい光がこぼれています。

　暗い中で幻想的に輝くその姿は、まるでファンタジー作品から飛び出してきたかのよう。美しい光を放ちながら、存在感をアピールしています。

　この幻想的な一枚は、3.4万もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「思わず笑ってしまいました」「回復魔法かけてくれそうなわんちゃん」「一度でいいから光るわんちゃんと散歩してみたい……かわいすぎるしみんなにかわいいって言われてるのを見ていたい」など、さまざまな声が寄せられています。

「夜の散歩中、足元がよく見えないので…」

　光る首輪をつけて散歩していたのは、ポメラニアンで1歳の「ゆきみ」ちゃん。長いまつ毛とトロンとした垂れ目がチャームポイントの女の子です。飼い主さんいわく、何事にも一生懸命で、ひたむきな性格だといいます。

　そんなゆきみちゃんは、夜の散歩に出かける際、足元がよく見えるよう、レインボーに光る首輪をつけています。話題の写真が撮影された日は、光る首輪にプラスして、ライトも装着。そのため、いつも以上に輝きを放っていましたが、ゆきみちゃんはいつも通りに散歩を楽しんでいたようです。

「散歩中は“クン活”（地面をクンクンと嗅ぐこと）と落ち葉拾いに命をかけているため、光のことや周りの反応そっちのけで、地面に集中していました」

　ゆきみちゃんは普段から、光る首輪にあまり関心がない様子。「散歩先で出合う葉っぱのことで頭がいっぱいで、おそらく首輪のことは何も考えていないと思います……」と、飼い主さんは笑います。

　ゆきみちゃんが安心して散歩を楽しめるよう、工夫している飼い主さん。散歩への正直な気持ちを明かしてくれました。

「暑くなってきたので1日1回、夜に30分程度しっかり歩いています。数パターンのルートをローテーションしています。本当は早起きして朝散歩も行きたいのですが、飼い主がどうにも起きられません」

　飼い主さんのおうちには今年、新たにねこの「だいふく」くんが仲間入り。Xでは、ゆきみちゃんとだいふくくんのにぎやかな日常を見ることができますよ。

○取材協力：ポメのゆきみとネヴァのだいふく（@yukimi_whitepom）さん

（Hint-Pot編集部）