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どうぶつ

15歳7か月の柴犬 久々の「自分なりにダッシュ」にエールが続々 「いつまでも元気で長生きしてね」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

クッションでくつろぐ15歳の柴犬【写真提供:柴犬ももちゃん(@momohimegou_106)さん】
クッションでくつろぐ15歳の柴犬【写真提供:柴犬ももちゃん(@momohimegou_106)さん】

 愛犬には、いつまでも元気でいてほしいもの。高齢になっても、毎日を精一杯楽しむ姿に励まされることもあるでしょう。X(ツイッター)では、散歩から帰ってきた15歳の柴犬に注目が集まっています。シニア犬とは思えない、はつらつとした姿に「長生きしてね」という声が。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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15歳の柴犬のダッシュする姿にほっこり

「15歳7か月、自分なりにダッシュして楽しんでいる」

 そんなコメントとともに投稿された動画には、1匹の柴犬が映っています。なんだかうれしそうに、ジャンプしながら玄関から上がってきた様子。15歳のシニア犬ということを感じさせないくらい、自分のペースで元気に動く姿が印象的です。

 柴犬は玄関から廊下を通り、家の中へ少し進んだところでUターン。再び玄関へと向かう姿がなんとも誇らしげで、いつまでも見守っていたくなります。

 この動画がXで公開されると、2000件を超える“いいね”が集まりました。リプライ(返信)や引用リポストには「いつまでも元気で長生きしてね」「15歳でこんなに素早く動けているのはすごい」「かわいい」など、温かい声が寄せられています。

「最近は高齢のためなかなか走る様子が見られず…」

散歩から帰ってきて走り出すももちゃん(画像はスクリーンショット)
散歩から帰ってきて走り出すももちゃん(画像はスクリーンショット)

 柴犬の「もも」ちゃんは、現在15歳。教えていなくても自然と“おすわり”ができたり、お漏らしをしたりしないなど、とても賢い女の子です。とても穏やかな性格で、お客さんに吠えたり、噛んだりしたことは今まで一度もないといいます。

 そんなももちゃんと飼い主さんの縁をつないでくれたのは、ご近所さんでした。

「お向かいに住んでいる、兄の幼なじみの家で柴犬が4匹生まれ、『家族にお迎えしてください』と看板が立っていました。学校帰りに通るたび欲しくなり、家族にお願いして譲ってもらいました。近所だったのと、『いつでも見られるように一番良い毛並みのいぬを迎えてほしい』というブリーダーの意向もあり、ももが来ました」

 それから、ももちゃんはすくすくと成長。長い年月を重ねるなか、ときどき、散歩後に家の中を走るようになったそう。話題の動画が撮影されたのも、散歩から帰ってきた直後でした。

「調子の良いときは、散歩から帰宅したあとに走り回ることが多いですが、高齢のため最近はなかなか走る様子が見られず、久々に楽しそうな姿が見られて私もうれしかったです」

 柴犬は一般的に、8歳頃からシニア期に入るといわれています。15歳のももちゃんにも、少しずつできないことが増えてきたそう。それでも、いつまでも元気でいられるよう、飼い主さんは日々工夫しています。

「肉球のグリップが効かなくなってしまい、フローリングを滑ってしまうことや、ごはん中に両足が大の字に開いて食べづらくなってしまうことがあります。この点については、足の裏に肉球シールを貼って、人工肉球をつけるなどしています」

 自分のペースで、飼い主さんとの時間を楽しむももちゃん。幸せいっぱいな日常は、YouTubeチャンネル「桃姫号」や飼い主さんのインスタグラムアカウント(momohimegou.106)、TikTokアカウント(user6545318626392)でも見ることができますよ。

○取材協力:柴犬ももちゃん(@momohimegou_106)さん

(Hint-Pot編集部)