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どうぶつ

18歳になった柴犬 長生きの秘訣とは? シニア犬に寄り添う飼い主の思い

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ラグマットに横たわって休むアトムくん【写真提供:なおぽん(naopon323)さん】
ラグマットに横たわって休むアトムくん【写真提供:なおぽん(naopon323)さん】

 飼い主さんなら誰しも、愛犬にはいつまでも元気に長生きしてほしいと願うもの。食生活や健康状態に気を配っている方も多いのではないでしょうか? 今回ご紹介するのは、18歳5か月になる黒柴のわんちゃん。柴犬の平均寿命12~15歳を上回るご長寿犬です。最近は横になって過ごすことが多くなりましたが、ごはんのときは気合が入るそう。長生きの秘訣や工夫していることなどについて、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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人間年齢では93~96歳のアトムくん 長寿の秘訣は「食事」にあり

 黒柴の「アトム」くんは18歳5か月の男の子。かわいらしいお名前は、「『鉄腕アトム』の頭の形と黒柴の頭(耳)が似ていた」ことから選ばれました。主人公・アトムのような、強くて優しい子になるようにという飼い主さんの願いが込められています。

 アトムくんは、生後2か月で飼い主さんのおうちに迎えられました。当初は、環境の変化によるストレスで胃腸炎になったこともありましたが、その後はすくすくと成長。今では人間の年齢にすると93~96歳と、ご長寿犬と呼ばれる年齢になりました。

 最近は、自力で立っていることが難しくなってきたものの、ごはんのときには気合が入って立つことができるそう。長生きの秘訣について、飼い主さんは“食のルーティン化”にあるのではないかと考えています。

「さまざまな食べ物を与えないで、なるべく同じものを食べさせています。ドッグフード、白ごはん、果物、おやつも1種類だけです」

年齢を重ねいくつもの病気を乗り越えてきたアトムくん

 高齢になるにつれて、アトムくんの体調にさまざまな変化が現れました。16歳で認知症の症状が見られるようになり、同年には左の角膜に傷が付いたことで失明。17歳4か月のときには、内耳にある「前庭」と呼ばれる部分の機能不全によって神経症状が起こる「前庭疾患」を発症し、飼い主さんのケアを受けながら暮らしています。

 今年に入ってからは寝つきが悪くなったため、日によって眠っている時間と起きている時間にばらつきが出るように。飼い主さんは、アトムくんが目を覚ましているときに食事をしてもらうなど試行錯誤しているそうです。

「眠ることが最優先で、寝つけず起きている時間にお外へおしっこしにいったり、ごはんをたべたり、お散歩したりしてます。お外を散歩するかごはんを食べると、リラックスして眠れることが多いようです」