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猛暑のフランス…杏さんが「クーラーがない」家で行う暑さ対策に驚きの声 「想像できない」
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日本では体にこたえる暑さが続き、熱中症への警戒も呼びかけられています。それは、ほかの国でも同じようです。俳優の杏さんは自身のYouTubeチャンネルで、熱波が猛威を振るうフランス・パリの実情について語りました。暑さ対策としてさまざまな努力を重ねる姿に、称賛の声が集まっています。
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暑さ厳しいフランス ライフスタイルにも一因が
7月に入り、日本では厳しい暑さが続いています。それを上回る熱波が、ヨーロッパ各地で猛威を振るっているようです。なかでもフランスは、国内各地で気温40度前後を記録。首都・パリを含む地域で最高レベルの熱波警報が発令され、熱波の影響で休校する学校もあるなど、生活に多大な影響が及んでいます。
そんな現地の実情を明かした杏さん。「体感では44度」というほどの暑さに見舞われているようです。
子どもたちが通う学校からは帰宅命令が出て、安全を考慮して、昼食後には迎えにきてほしいと連絡があったといいます。また、学校にはそもそもクーラーがなく、杏さんは子どもたちの体調を日々案じていたそう。そんな背景もあり、「結果的には休校になって良かった」と、親としての本音を覗かせました。
また、フランスのほとんどの家には「クーラーがない」ことを明かします。フランスは日本よりも高緯度で、以前は夏場でもクーラーが必要ないほどの気候だったそう。杏さんは、近年の気温上昇に、ライフスタイルの変化が追いついていないと指摘します。
さらに、クーラーの設置自体が条例で制限されていることも、暑さ対策の遅れに拍車をかけていると推測。パリの景観保護を目的とした条例により、室外機を外に出せないほか、いざ設置しようとしてもさまざまな許可が必要になるなど、ハードルはかなり高いようです。
「部屋の中はどうしようもない」
猛暑にあえぎながらも、自分なりに努力を重ねる杏さん。自分たちの暑さ対策グッズの使用や食事を工夫しています。
また、愛犬の「タオキ」と「ポチ」の体調管理も徹底。暑さでバテないよう食べやすいごはんを用意したり、好きなときに浸かれる水を用意したりするなど、家族全員で乗り越えるために試行錯誤しています。インスタグラムアカウント(annewatanabe_official)には、暑さをしのぎながら過ごす2匹の姿も。
日本とフランスの夏を比べ、「室内で逃げ場がないのがフランス。室外で逃げ場がないのが日本」と話す杏さん。朝から気温が上昇し、多湿でまとわりつくような暑さの日本に対し、フランスは湿気がなく、ぐっと気温が下がる時間帯もあるそうです。ただし、好きなときにクーラーを使える日本と異なり、フランスでは「部屋の中はどうしようもない」と厳しい表情を浮かべます。
コメント欄には「杏さんの顔が室内なのに赤いですもん! この猛暑でクーラーなしとか想像できない……」「常に冷静に対応されていますね。どうすれば良いかをてきぱきとされて、毎日いろんなことを考えられていますね。偉いなあと思いました」「できることを工夫しながらされていて、かっこいいです」などの声が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)