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21歳になった元保護ねこ 記念写真に祝福の声 「素晴らしいとしか言いようがない」 飼い主が込めた思いとは
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元保護ねこの菊千代ちゃん 21歳の誕生日を華やかにお祝い

話題になったのは、元保護ねこの「菊千代」ちゃん。持ち前の生命力と、飼い主さんの日々のケアのおかげで、今年の七夕に21歳の誕生日を迎えることができました。
飼い主さんは毎年恒例の誕生日写真を撮影するため、今年も特別な演出を準備。ペーパーフラワーやクレイケーキなど、作家さんに依頼したアイテムを、飼い主さん自身が丁寧に組み立てたそうです。
撮影も、菊千代ちゃんの負担にならないように工夫と配慮が。菊千代ちゃんの様子を見ながら、手早く撮影を終えるよう心がけたといいます。
「誕生日以外に季節の写真を撮るときもそうなのですが、背景セットは念入りに、撮影は一瞬でということを大事にしています」
実際の撮影は30秒もかからず終わり、どんなに手間をかけたセットでも、撮影後はすぐに片づけるという徹底ぶり。そんなセットには、飼い主さんの思いが込められています。
「毎年、お誕生日はカラーテーマを決め、願い事を込めたイメージにしています。今年は、厄除けや病除けの意味合いのあるアジサイがテーマです。闘病している菊ちゃんが少しでも健やかで過ごせるようにと、願いを込めました」
「来年も迎えられるかな」と不安に
そんな菊千代ちゃんですが、体調面で心配なことがあったといいます。血液検査などの定期検査に加え、エコーやレントゲンをしても原因のわからない血尿や頻尿があり、何度もトイレに出入りする様子が見られたとのこと。そんななかでの21歳の誕生日は、飼い主さんにとって特別な意味があるものでした。
「昨年に20歳を迎えたとき、来年も迎えられるかなと、やはり不安がありました。そのため、21歳を迎えることができて本当にうれしくて、投稿したときは泣いてしまいました」
菊千代ちゃんの長寿の秘訣は、飼い主さんのによる日々の丁寧なケアにあります。それに応えるように、菊千代ちゃんは歯磨きや投薬などもしっかり受け入れています。
菊千代ちゃんが健やかに、穏やかな日々を過ごせるよう、飼い主さんの愛情あふれるケアはこれからも続いていくことでしょう。
○取材協力:菊千代とmum(@y5_y5_san)さん
(Hint-Pot編集部)