自由に行き来できるキャットドアを設置したところ、愛猫が思わぬ反応をしたという投稿が、X（ツイッター）で大きな話題になっています。透明なドアの向こうには「開けて～」と訴えるねこの姿が。その愛らしい一枚は、22万件を超える“いいね”を集めています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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「開けて～」　ドアを通過できないねこ

「ねこドアの仕組みをなかなか理解してくれずドアの向こうで開けて～と言っているねこ」

　そんなコメントとともに投稿された写真には、木目調の扉に取りつけられたキャットドアが写っています。ねこは、透明なフラップの向こう側からこちらを凝視。鼻先を近づけ、「開けて」と訴えるような表情を浮かべています。

　この投稿はXで22.9万件もの“いいね”を集め、200件を超えるリプライが寄せられました。リプライ（返信）には「うちの子は結局、理解できませんでした」「最初はわからにゃいよね」「何回かドアをねこちゃんの頭で優しく押してあげると自分でやるようになりました」「ねこの肖像画かと思ったw」「かわいいw」「こうやって開けるんやで」など、共感やアドバイスの声が続々と届いています。

「人間がねこドアを開けるまで待っていました」

甘えん坊な性格の、3歳の女の子「ロロ」ちゃん。飼い主さんは最近、愛するロロちゃんがリビングと廊下を自由に行き来できるよう、キャットドアを設置しました。しかし、ロロちゃんはその使い方をなかなか理解できずにいたようです。

「キャットドアから見える洗面台で歯を磨いていたところ、『開けて～』と言っていたので、写真を撮りました。ドアを開けて『おいで～』と声をかけたら、廊下に出てくることができました。リビングに戻るときも『開けて～』と主張して、人間がドアを開けるまで待っていました」

　飼い主さんが何度か説明を試みたものの、ロロちゃんにはなかなか伝わらなかったとのこと。キャットドアは初めての経験で、自分で押して通れることをまだ理解できていなかったようです。

「頑張って設置したので、できたら使ってほしいですが、ドアの向こうから『開けて～』と言ってくるねこもかわいいので問題ないです」

「開けて～」と訴える愛らしい姿を楽しむのも、素敵な日常のひとコマかもしれません。いつか自分で通れるようになる日が来ると良いですね。

○取材協力：昼休みのねこ（@_roro_cat_）さん

（Hint-Pot編集部）