毎日使う場所だからこそ、きれいな状態を保ちたい玄関と洗面所。ただ、いつの間にか物であふれてしまいがちな場所でもあるようです。片づけがうまくいかないある家庭は、プロに相談。玄関と洗面所が見違えるほど変化し、驚きの声が上がっています。

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差し込むタイプのワイヤーカゴは「けっこう目立つ」

　片づけの工夫や、きれいに整理収納する方法を紹介しているYouTubeチャンネル「Mirai／片づけと収納で暮らしを変える。」。運営者の安田みらいさんは整理収納アドバイザーとして、片づけに悩む人をサポートしています。

　今回、安田さんは2人の収納アドバイザーとともに、洗面所と玄関が物であふれているという家庭を訪問しました。

　玄関の収納棚には、防災グッズやエコバッグ、キャンプグッズなどが入っていますが、収まり切っていない印象です。床は段ボール類、カセットボンベ、水などが山積みになっていて、ガレージにつながる扉もふさがっています。

　クローゼット収納もあり、中にはアウター類や日用品が入っていますが、空間をうまく使えていないようです。

　洗面所はキッチンにつながる構造になっていて、棚には鍋も置いてあります。さらに、洋服やストック類も乱雑していて、どこに何をおくべきかが分類できていないようです。

　洗濯機上の棚は、収納スペースを広げるために差し込むタイプのワイヤーカゴなどを活用しているものの、片づけがうまくいっていない様子。安田さんから「ワイヤーのカゴってけっこう目立つんですよね」と指摘され、依頼者さんも「私もあまり好きじゃない」とこぼしました。

物は“適材適所”に　収納棚の空間も上手に活用

　玄関にたくさん置かれていた段ボールを、次々と解体していく安田さん。片づいていく様子を見て、依頼者さんは「旦那が使うかなぁ……」と迷いつつも、いる物といらない物を仕分けます。

　収納棚に入れる物を見直し、防災備蓄とキャンプ用品をまとめて、“適材適所”に置くことですっきりとした空間に。クローゼット収納も上手に活用しながらレイアウトを変え、ガレージにつながる扉の前からは物がなくなりました。

　洗面所も、すっきりと整理。棚には引き出しやカゴを追加して、洋服を収納しています。ストック類もわかりやすく仕分けられ、どこに何があるのかがわかるようになりました。

　洗濯機上の棚についていたワイヤーカゴもはずし、置いてあった物は洗面台下の収納へ。大きく変化した洗面所に、依頼者さんは「自分の家じゃないみたい」と感動しました。

　3人の整理収納アドバイザーによって、劇的にきれいになった玄関と洗面所。コメント欄には「プロすごすぎますね」「もともと素敵な造りのおうちがさらにブラッシュアップされて良かったですね」「どこに置こうかという“住所”の所定はプロに任せて、あとはそこに入れるを徹底するとかなり違うと思います」といった声が寄せられています。

（Hint-Pot編集部）