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「すごい汚れ取れる」 100円ショップの毛糸を編んだら…身近なアイテムが大変身 「掃除が楽しくなりそう」
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年代を問わず、ブームになっている編み物。いろいろな編み方や毛糸を駆使し、思い通りの形ができていくと心躍りますよね。X(ツイッター)では、毛糸を使い、身近なアイテムを機能的なだけでなく愛らしい姿に変身させた作品が、3.5万件の“いいね”を集め話題に。制作者のつら子 編み物激ハマりおばさん(@babaA_amiko)さんに、詳しいお話を伺ました。
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「いいですね~何よりかわいい」
「友達にアクリルモップ欲しいと言われ、試作として自分用適当に作ってみたけど、久々に使ったらすごい汚れ取れるね。昨日も掃除機かけたはずなんだけどな(笑)お友達用にも作ろっと」
そんなコメントとともに投稿された写真には、フローリングワイパーが写っています。柄の部分はありふれた色や材質ですが、目を引くのは床に接地しているワイパーヘッド部分。赤と薄桃色の毛糸で編まれたものに覆われています。
かぎ針編みの基本的なモチーフのひとつ、グラニースクエアの模様が編み込まれ、機能性重視の見た目から愛らしく変身。掃除のモチベーションが上がりそうです。
とてもかわいらしいアクリルモップは、3.5万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「これ、いいですね~何よりかわいい 掃除が楽しくなりそう」「うわ~!! めっちゃ素敵です!!」「世界にひとつの掃除用具になりますね 素敵!」「売ってください……!!」など絶賛の声が殺到しています。
「気持ちが晴れるかもしれないと思い、編み物を始めました」

編み物にハマり、制作過程や作品の写真をXにポストしている投稿者さん。初めて編み物にチャレンジしたのは、小学生のときでした。「母親が編みぐるみを量産していたので、やりたいと思ってチャレンジしたのですが、まあ下手くそで……すぐやめちゃいました(笑)」と、最初はあっさり挫折したといいます。
それが1年ほど前、ある漫画と出合ったことで大きく変化したそう。
「『ニッターズハイ!』(猫田ゆかり著/角川コミックス・エース刊)という漫画を読んだことがきっかけです。編み物って自由で、トライ&エラーを楽しむものなんだ、それらを自分でコントロールできるものなんだということを、その漫画で知りました」
当時、投稿者さんは、仕事や家庭など、自分ではコントロールできないことに悩みを抱えていました。「自分でコントロールできるものを趣味にしたら、少しは気持ちが晴れるかもしれないと思い、編み物を始めました」と、無心で毛糸を編み続けたといいます。
すると、「目の前に、かわいいものができていたんです。もう爆ハマりしましたね」と、笑顔で振り返りました。