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3万人が感心した掃除・収納術 働くママがたどり着いた「ちょっとだけ自分を救う」工夫

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

3歳児がいるとは思えない! すっきりと整頓され、掃除が行き届いたRieさんのキッチンダイニング【写真提供:Rie@3歳児と料理(@riebento)さん】
3歳児がいるとは思えない! すっきりと整頓され、掃除が行き届いたRieさんのキッチンダイニング【写真提供:Rie@3歳児と料理(@riebento)さん】

 もうすぐ大掃除の時期。一気にやろうと思うと骨が折れる作業ですよね。大掃除が大変になるか楽になるかは、日々の掃除や整理整頓で変わってくるもの。これを機に見直してみてはいかがでしょうか? 日々の掃除と整頓術をまとめたツイートがSNS上で大きな話題になったRie@3歳児と料理(@riebento)さんにコツやアドバイスを伺いました。

 ◇ ◇ ◇

散らかさない、増やさない、同時にやる Rieさんのルールに目からウロコ

 家族は単身赴任中の夫と3歳の娘、1匹の猫という働くママのRieさん。料理が大好きなRieさんは普段、週に一度作り置きする栄養満点の常備菜や彩り豊かなお弁当の写真などをツイッターやインスタグラム(riebento)に投稿しています。

「超大ざっぱで面倒くさがり」と自称するRieさんは、掃除や整頓は料理に比べるとあまり得意ではないそう。そこで、なるべく時短にして回数を減らせるよう、掃除のタスクをシンプル化するよう心がけているそうです。そこで、時にはスマート家電も賢く頼る掃除や整頓術をまとめたツイートを投稿すると、3万件もの“いいね”を集める大反響になりました。

 まずはRieさんのツイートから掃除・整頓術のポイントをまとめてみました。実際のツイートには丁寧な補足説明も添えられています。

【掃除】
・毎日20時に起動予約したロボット掃除機のため、それまでに床の状態をリセットする
・ロボット掃除機のためにラグもマットも一切敷かない(キッチン、トイレ、風呂マットなどもすべて廃止)
・お風呂掃除は風呂に入りながらやる。浴室・風呂の水滴はワイパーで切ってお風呂の栓までしておく

【収納】
・家のものはすべて場所(住所)を決める。収まらないものは全部捨てる
・品目につき1つしか物を置かない(文房具類含む)
・洋服はたたんだり、整頓したりするのが苦手なので一切せず、入れる場所だけ決めて突っ込む(たたむ必要のあるものはハンガーにかける)
・衣替えをしない。衣替えしないと収まらない服は捨てる
・調味料・スパイス類は使用頻度によって収納を3分割する
 一番使う:コンロ横のスパイス棚
 まあまあ使う:冷蔵庫のスパイスケース
 あまり使わない:冷凍するかパントリー(奥の白いケース)保存(ただし忘れがち)

「自分ができる時やりたい時にやれるペースでやるのが一番」

好きなデザインのものしか買わない! を徹底するのがRieさん流【写真提供:Rie@3歳児と料理(@riebento)さん】
好きなデザインのものしか買わない! を徹底するのがRieさん流【写真提供:Rie@3歳児と料理(@riebento)さん】

 また、そもそも掃除の手間を省くように「散らかさない」「物を増やさない」ルールも徹底しています。

【散らかさないルール】
・玄関にゴミ箱を置き、不要な郵便物やプリント類はすべてそこで捨てる
・宅配の段ボールは届いたら玄関で開梱し、すぐ収納する
・「とりあえず置いていいBOX」を作る。行き場所に迷ったものなどを入れる

【物を増やさないルール】
・パジャマやキッチンのふきんなど、毎日使うものは基本ワンシーズン2セットしか買わない(ストック場所は作らず毎日洗って入れ替え方式に)
・物を買う時は自分が好きなデザインのものしか買わない(新しいものを買う時は家に今あるものを捨ててまで欲しいものか考える)
・プリント類は原本が必要なもの以外は写真に撮って処分する
・なるべく電子書籍に移行する
・花瓶は3つだけ買って中身を変える
・食器も増やしすぎないよう、並べ方のパターンを作っておく

 ツイートの中でRieさんが便利なガジェットとして挙げたのはロボット掃除機と床拭きロボット、食洗機、洗濯乾燥機、スマートリモコン。これらをフル活用しつつ、物の場所を決めるためのラベルプリンターも愛用しているそう。

「全部嫌いなら外注でいいと思ってますし、疲れてできない時は無理してやらずに、今は元気だからやりたいなって思える時にやるのが一番だと思います」。Rieさんは、一連のツイートの最後にこう添えています。

 また、「いろいろ書いたけど全然できてない日もたくさんある」と明かし、「別に忙しい時は汚くても良いし、自分ができる時やりたい時にやれるペースでやるのが一番。でもこうしていろいろ工夫したことがちょっとだけ自分を救う日がたまにある」と締めくくりました。