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「見るだけで十分かな」 トルコ人新婚夫婦が日本の虜に 心から楽しみにしている場所とは
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美しい自然やバラエティ豊かな食文化など、ユニークな特徴が海外から高く評価されている日本。トルコからやってきた新婚カップルは、そんな日本での旅に心を弾ませています。なかでも、これから向かう場所には期待を寄せているようです。ふたりが楽しみにしている場所とは、いったいどこなのでしょうか。
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「安全」という評判を聞き、ハネムーンで日本へ
ハネムーンのため、トルコから日本にやってきたハンデさんとベルキンさん。ふたりとも、今回が初めての訪日です。15日間滞在する予定で、最初の4日間を東京で過ごすそう。そして、旅の後半は大阪や京都、奈良などの関西エリアをめぐる計画です。
日本へ来ることを決めた理由について、「日本は秩序がスーパー整っていて、みんな規律があるって聞いていたから」とハンデさん。すると、ベルキンさんは「それに安全だってね」と続けました。
楽しみにしている富士山 「見るだけで十分」
そんなふたりが、とくに訪れるのを楽しみにしていたのは、日本の象徴であり世界文化遺産でもある富士山です。
「これから富士山に向かって、2日間過ごす予定。登るかどうかは決めていないけど、たぶん登らない。見るだけで十分かな」
環境省によると、国立公園を2024年に利用した訪日外国人客は、過去最多の推計844万人。なかでも最も利用者が多かったのが、富士山を有する富士箱根伊豆(東京、神奈川、山梨、静岡)で、389万人を記録しています。
今年からは全ルート共通で、4000円の通行料・入山料が義務化されました。また、入山規制時間を設けるなど、安全な登山を呼びかけています。
「まだ旅の途中だけど、また戻ってきたいと思っているくらいだよ」と、すっかり日本に魅了されている様子のベルキンさん。ハネムーンという人生の大切な節目を日本で過ごすふたりにとって、素晴らしい思い出になるといいですね。
(Hint-Pot編集部)
