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「アメリカやドイツのほうが上かなぁ」「小さいことはわかっていた」 アメリカ人やドイツ人、カナダ人が日本で印象的だった場所とは
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日本は、細やかな心配りと温かな“おもてなし”の国です。そんな日本へやってきた、アメリカ人やドイツ人、カナダ人から話を聞いたところ、とても印象に残った“ある場所”がありました。感想は三者三様であるものの、それぞれ素晴らしかったと語った場所とは、どこなのでしょうか。
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日本の“おもてなし”に感銘を受けるも…
○「アメリカやドイツのほうが上かなぁ」 アメリカ人が日本は「優れているな」と感じたものの、気になった意外なこととは
ドイツ在住のアメリカ人・クリスチャンさんとドイツ人のマットさんは、3週間の滞在予定で日本を訪れています。今回の旅では、沖縄や神戸、京都、伊豆、そして東京を観光します。
旅の途中、さまざまな宿に宿泊し、日本の“おもてなし”文化に感心したふたり。クリスチャンさんは「日本のサービスは、総合的に優れているなと感じたよ。たとえば、ホテルにはスリッパやパジャマが置いてあったりするよね」と評価しています。その一方で気になったこともありました。
「でも、どっちかというと、日本はマニュアル通りで、臨機応変さはアメリカやドイツのほうが上かなぁ」
マットさんも、レストランでの体験を振り返り「予約していないでお店に入ると、店員さんがバタバタしてしまって、すごく時間がかかったりすることもあったんだ」と共感しました。
こうした経験もまた、日本ならではの思い出としてふたりの心に残ったようです。
「確かに狭いところが多いんだけど」 妙に落ち着く日本のホテル

○「ホテルの部屋が小さいことはわかっていた」 アメリカ人が日本の狭い空間に魅了されたワケ 「妙に落ち着いて」居心地の良さを感じた場所とは
アメリカから12日間の予定でやってきた、エリックさんとマウイさん。エリックさんの誕生日プレゼントとして、初めての日本旅行を計画しました。
東京の規模やテクノロジーに圧倒されているふたりですが、マウイさんは意外なところで新たな発見をしていました。
「日本のことを調べてきたから、ホテルの部屋が小さいことはわかっていたの。ホテルだけじゃなくて、レストランとかも。確かに狭いところが多いんだけど、それが妙に落ち着いて、なんだか人と親密になれる気がするわ」
日本の飲食店には、限られたスペースでも、こだわりの空間づくりを追求しているところが少なくありません。「あと、入り口が狭いお店も多いよね? 入っていくとまた違う空間が広がっていて、ああ、いいなって思っているの」と語るマウイさん。母国との違いを楽しんだようです。